雑記

 「腹黒」というのは、別にお腹が黒色をしているというわけではない。同様に、「雑記」というのは、別に雑に記しているわけではないと思う。

 何かを書くって、結構大変だ。なんというか、根気がいる。高校生の頃はできるだけ毎日書いていたnoteも、ここ最近まるで書いていない。それは別に書きたいことが無くなったわけじゃないのだと思う。かといって、時間が無いなんて戯言を言ってしまっては失格である。それならなんで書けていないのか。それは単に、書く根気が無いというだけである。

 書くからには、なるべくいいものがいいな、と思ってしまう。カッコよく言えば、職人気質なんて言えるのかもしれない。でも、僕は最近、こういうマインドは全然良くないという思考を持ち始めた。布が作れない状態で服なんて作れないわけで。それなのに初めから服の設計図を頭の中に描いていては、いつまで経っても服なんて出来やしない。ここ一年くらいの私は、どこかそういう気持ちでいたような気がするのだ。

 戯曲をはじめ、文章とか作品を書くにあたって、大した下地もないままに、ガムシャラに、完成品を目指していたのかもしれない。ずっと理想像を追っていて、同時に、逆に何かに追われているようにも思えるような、そんな感じ。

 ちょっとここらで立ち止まって、改めて、とにかく沢山、雑に記す機会を設けてあげてもいいなと、そう思った次第であります。そういうわけで、美味しいミルクレープを作りたい僕は、これから再度、このnoteで、できるだけ沢山の、クレープ記事を焼いていきます。クリームもフルーツも何にも載っていない、雑なクレープ記事ですが、ふとした時に覗いてくれると、嬉しいです。