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高配当ってどう見分けるの?

前回の記事では、銘柄選びに配当利回りを考慮するひとつにするのも良いと言いましたが、”ただ配当金がもらえるところを探せばいいの?” ”そもそも配当利回りって何なの?”と、疑問に思うことがありますよね?
私は、そうでした!
今日は、そのことをもう少し詳しくまとめようと思います。


配当利回りって何?

配当利回りとは、1株当りの年間配当金が株価の何%に相当するのかを示す指標です。つまり、投資金額の何%分が配当金として自分に還元されるのかを示しています。
なので、配当利回りが高ければ高いほど、投資金額に対して高い配当金をもらうことができ、逆に低ければ低いほど、投資金額に対してもらえる配当金は低くなるということです。

どう計算するかというと、、、
配当利回り=年間配当金÷株価×100 で求められます。

例えば、A社は年に2回の3月に15円、9月に30円で年間1株あたり45円の配当金が出るとし、投資金額は100株を20万円で買ったとします。
45円÷2000円×100=2.25% ‥‥配当利回り
45円×100株=4500円 ‥‥配当金
ということになります。

仮にB社でも、年間1株あたり45円の配当金が出るけど、投資金額は100株を30万円で買ったとします。
45円÷3000円×100=1.5%
45円×100株=4500円
年間でもらえる配当金の金額は、A社もB社も同じですが投資金額はA社の方が少ないですよね。
なので、A社のほうが配当利回りが良く高配当株ということになります。

しかし、高配当株は良いことばかりではなくリスクもあることは頭に入れておく必要があります。

高配当株のデメリット

まず配当利回りが高くなりすぎている場合に、不祥事や倒産懸念で株価が下がりすぎていて、一見すると高利回りのように感じるけどそうではないということもあるので注意が必要です。
また、配当金を多く出すということは、将来の会社の成長のためにお金は使わない、、ということでもあります。会社の成長期にも関わらず、無理に高い配当を出している会社かもしれないということも意識するといいかもしれませんね。
そして、今は高配当であっても今後も続くとは限らないということです。
これは、過去の配当実績を確認し、事業が好調か、配当余力はあるかをしっかり確認することが大切です。

これらを踏まえると、配当が極端に高すぎる銘柄はリスクがあると感じるので、私は3~4%くらいの配当利回りの株に投資するようにしています。


高配当株の探し方

以前、四季報で気にしていることについて書きましたが、私は四季報の最新業績情報に載っている東洋経済予想もチェックしています。

例えば、”連23.3 予<四季報23年 1集> 1株配当34円”と書いてあるとします。
これは、23年3月の配当を四季報の1集で34円と予想しているよ!という意味です。
また、”連23.3 会社発表”とある場合は会社側がこうしたいと思っているよ!という意味です。

これらをふまえて、四季報の最新業績情報に配当利回りが載っていますが、最新の株価と予想の配当金額を私は計算し直しています。
なぜかというと、四季報の情報は過去の情報で今買いたいと思っている株価ではないからです。

始めは大変でしたが、Excelを活用して管理するように変えるようにしてみました。
次回は、Excelも勉強中なのでそれについても少しまとめてみようと思います。

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