すぐにできる! 「利用者さんと目指したい未来」の見つけ方
今日も訪問ありがとうございます。
こちらは、未来をつくる介護とリハビリテーション研究所です。
はい。介護もリハビリテーションも「未来をつくる」のです。
さて、唐突ですが
みなさんが描いている「利用者さんの未来」ってどんな未来ですか?
もう少しリアルにいきましょうか。
あなたが気になってしょうがない利用者さん。
あなたが大好きな利用者さん。
一人思い浮かべてください。
あなたとご利用者さん、どんな絵が想像できますか?
3か月後、6か月後、1年後。。。。
ここでリアルに想像できる人もいれば
想像できない人もたくさんいらっしゃると思います。
もしあなたが想像できなくても大丈夫!
「どんな未来をこの人とつくりたいんだろう」
このことが想像できなかったことに気づけたことが
素晴らしいです!
「どんな未来をつくりたいか」を考えることは
その人の人となりや歩んできた人生、好きなこと、嫌いなこと、嬉しかったこと、辛かったこと・・・
人生の歴史を知ることにつながります。
その人のことを深くふか~く知ること。
これはとっても大切なこと!
言い変えれば、明日からすぐにできることでもないわけです。
それでも、未来を見ておかないとですね。
日々時を重ねられるご利用者さんの変化のスピードについていけないってこともあるんですね。
1か月後、3か月後、いつの間にか
「あれーこんな感じじゃなかったのになぁ」ってやつです。
そこですぐにできる「目指したい未来」の見つけ方!
実は「どんな未来をつくりたくないか」を考えることから
始めることができるんですね。
◎手足が動かない拘縮ばかりにはなってほしくないよな
◎痛いだろうな、苦しいだろうな
◎いつも天井ばかり見てて、一日中誰にも話に行けないって嫌だな
◎オムツの中に当たり前に排泄するように、なってほしくないよな。
◎毎日不安いっぱいの表情で過ごしてほしくないよな
◎笑顔がみえなくなるとさみしいな
◎元気がなくなるとさみしいよな。
「こうなってほしくないな」に気づけることで、
描く未来に一歩近づくこともできますし、実際の介護としてアクションを起こすこともできますよ!
そしてそのあなたの気づきとアクションが、必ず大切な利用者さんの
1か月後、3か月後、6か月後。。。の未来につながります!
何より、「じゃあどうすればいい」と考え始めると、「大切な利用者さん」のため学ぶことが始まるし、創意工夫が始まるし。
私はだからこの仕事のが楽しくてしょうがないんですね。
★☆★ まとめ ☆★☆
『すぐにできる「目指したい未来」の見つけ方』
①大好きな利用者さん、気になってしょうがない利用者さんを一人決める
②大好きな利用者さんに、「こうなってほしくない」ということを書き出す。
一つでも見える未来がありますか?
是非、試してみてくださいね。
ご意見や感想、コメントで待ってまーす。