見出し画像

R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ 具志川商業高等学校

プログラムについては別記事にまとめています
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
10月19日具志川商業高等学校にて、2年生の情報システム科を対象にワークショップを開催しました。
高校でのワークショップ開催3校目となります。

具志川商業高等学校ってどんなところ?

昭和52年、前原高校、石川高校、宜野座高校の3校の商業科を統合して、独立の商業高校として新設され、現在は「リゾート観光科」「オフィスビジネス科」「ビジネスマルチメディア科」「情報システム科」の4学科を設置。

具志川商業高等学校ホームページ・令和4年度学校要覧より

具志川商業高等学校と言えば「具商デパート」。
具志川商業高校の最大の特徴と言っても過言ではない具商デパート。入学時、生徒一人ひとりが株主となり、千円を出資する。集まった出資金を使い、仕入れから販売までの流れを生徒主体で行う総合的・実践的な学習の集大成の場として全国から注目されるている。その組織は模擬株式会社ながら株主総会や取締役会があり、株式会社そのもの。

沖縄の進学情報シンガク図鑑・沖縄の高校力 Dream INTERVIEWより

具志川商業高等学校ではZoomを利用せず、各教室にてファシリテーターによりスライドを使いながら進行していきました。

ワーク前半は職種について考える「おにぎりの旅ワーク」です。
※高校プログラムのワークについてはこちら

ワークの初めはインプットの時間。
スライドを見ながら進めていきますが、ファシリテーターが生徒や運営メンバーに問いかけたり、話をふったり、対話の時間を挟んだりとクラスを巻き込んで進めていきます。
コミュニケーションをとることで、初めは緊張感があった教室の雰囲気も和らいでいきました。

ワークの説明が終わると、ワークシートを使って誰もがコンビニで1度は買ったことがあるであろう「おにぎり」が、実際に購入者の手元に届くまでにどれだけの人や仕事(職種)が関わっているのかを考えていきます。

興味がある「業界」はあるけど、自分にはできそうにない。と思うのではなく、業界にもたくさんの「職種」があって、自分が得意なことで興味のある「業界」にかかわって働くことができるかもしれない。
「おにぎりの旅ワーク」では自分が思っているよりたくさんの業種・職種が関わっていること、自分では思いつかないような業種が関わっている事を知り「自分の得意を活かせる職種」や「自分の興味がある職種」を考えるきっかけを作り出します。

午後は社会人と交流する時間。
1クラスを4グループにわけ、1グループに社会人と大学生が1名入ります。
1度席替えを挟み、学生は2人の社会人と交流する形式です。

社会人の皆様は職種も様々なので、話し方や進め方も様々。
普段仕事で使っている技術を生徒に体感してもらっている方。
どのような考え・選択をして今の仕事に出会ったかを話している方。
生徒に問いを投げかけ、対話しながら話している方。
また生徒に司会をまかせ、司会になった生徒がその他の生徒に話を振り進めているグループもあったそうです。
私も撮影をしながら、皆さんの仕事に関するストーリーやお話を聞いてみたい!と興味をそそられました。

また生徒より、近い距離で社会人や大学生と仕事や進学の話をする中で気づきがあった・考え方の切り口が増えたという感想がいくつもあり、

  • 進路をどう決めいていいのか悩んでいたけど、やりたい事だけではなく「何かの為」で決めてもいい。

  • 人が困っている時、それが仕事になると考える

  • 仕事は人の役に立つこと

  • 挑戦することが大事。挑戦の先に成功はある。

といった感想をいただきました。
社会人や大学生と交流することで、より将来をリアルに考えることができたのではないか。それをきっかけに行動(挑戦)して自分で選択した未来に繋げていってほしいと思います。

最後に。
「働く大人はかっこいいと思った」や「2年生の間にあと何回か講師して欲しい」といった感想もいただきました。
想像する未来がキラキラしたものになったり、また話を聞きたいと思える大人と出会えたのだと思うと嬉しくなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?