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R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ あげな中学校

プログラムについては別記事にまとめています
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
11月2日あげな中学校にて1学年8クラスを対象にワークショップを行いました。

あげな中学校ってどんなところ?

「いいこといっぱい、あげな中」は、2022年度で創立61年目を迎え、在籍数が800名を超える、うるま市では生徒数が一番多い中学校となっています。
 「郷土の誇りを持ち、未来を拓く、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成」という学校教育目標の実現に向け、生徒一人一人に寄り添い、保護者の皆様、地域の皆様、行政としっかり連携して、子どもたちの確かな成長のために職員一丸となって努力してまいります。

あげな中学校ホームページ・学校長のページより

8クラスという大規模での実施は今回初めて。
給食や清掃時間が終わり、授業開始前の十数分で接続から確認まで行います。
このタイミングがなかなかドキドキです。
設定が上手くいかないクラスもあり少々時間が押してしまいましたが、先生方のご協力のおかげで無事に全クラス接続することができ、前半のワークがスタートしました。

中学校プログラムは「名刺づくりワークショップ」です。
※ 中学校プログラムについて

前半は社会人のお話を聞き、名刺を通してマナーや名刺の役割について考えるセクション。
初めに、社会人が実際に使用している名刺を見ながらどんな情報が得られるのかを考え、次に社会人より仕事内容や想いをうかがいます。
名刺から得られる情報は限定的なんですよね。

それをふまえて、午後のワークでは自分を表現できる名刺の肩書を考えるセクション。
名刺交換をする際に肩書から会話を生み、自分を知ってもらうきっかけを作る。そのために自分自身と向き合い、自分を表現します。

まずは一人で自分の好きなことや大切にしていること、強みなどを考えてみます。
ワークシートがなかなか進まない子もいますが、このワークで大切にしたいことは、「ワークシートをすべて埋めたか」ではなく「自分自身と向き合う」という事。
一人で考えた後は、周りの友達と相談してワークシートを進めていきます。
自分では気づかない強みや良いところを友達と教えあったり、自分では思いつかないような発想を共有している姿はいつ見ても素敵な光景だと感じます。

肩書作成の時間、社会人や大学生とも積極的に交流していて、明るく人懐っこいあげな中の生徒の姿が印象的でした。

名刺ワークショップでは、実際にオリジナルの肩書が入った名刺をお届けするので、完成した肩書をタブレットから一人ひとり提出してもらいます。

実際に生徒が考えた肩書をいくつかピックアップしてご紹介!

  • ヒマラヤ山脈のようなバレー部員

  • 土星人と友だちのハンド部員

  • ブラックホールのようなゲーマー

  • ルンバみたいなアニメオタク

  • こびとのような演奏家

  • 和風か洋風かわからないバド部

  • ガチャピンのようなウルトラマンオタク

自分を表現する肩書を作るワークは難しい所もありますが、面白い肩書に仕上がっていますね。
どんな子がどのような想いで作成したのか、毎回気になり聞いてみたくなります。

いつかめげそうな時が来てしまったら、ワークショップを通し見つけた自分の長所や強みを思い出して前を向いてもらえるといいな。自分のいい所を大切にしてほしいと願っています。

初めての8クラスという大規模開催でしたが、先生方、社会人・大学生メンター、運営メンバー皆で協力し、やり遂げる事ができました。
ワークが終わるたびに皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだワークショップは続きます。
次の学校ではどんな出会いがあるのか、レポートを楽しみにしていただけると嬉しいです。

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