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R4年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 中部農林高等支援学校

プログラムへの想いを別記事にまとめているので、良ければご覧ください!
R4 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
9月29日に中部農林高等支援学校にて30名を対象にミラカナワークショップを行いました。​
ワークショップ初開催だった伊波中学校、特別支援学校と続き、3日連続の開催です!


中部農林高等支援学校ってどんなことろ?

平成29年4月7日に農業・福祉に関する学科を設置する沖縄県立中部農林高等学校の敷地を共にする併設型高等支援学校として、開校いたしました。
 その特色として、共同教育の展開と専門学科の職業教育を活かした教育システムの構築と卒業後の自立・社会参加・一般就労等への対応を図るため、職業に関する学科「総合実務科」を設置し、職業教育や産業教育等における実習等をとおして職業生活上の知識や技能を向上させ、就労に必要な意欲・態度・生活習慣等の職業観を育成することとしております。
本校では、生徒・職員が一体となり、生徒の夢の実現に向け、「共に汗を流し 支え合い 協力し合う チーム中農」をキャッチフレーズのもと、一人ひとりが役割をもち、皆と協力して何事にも積極的に取り組む学習活動を通して、社会人としての資質・能力を養い、将来の地域を担う人材育成や地域産業の振興に貢献できる特色ある学校づくりに励んでいます。  

(中部農林高等支援学校・学校長挨拶より)

生徒5名・運営1名・社会人1名で1グループとし、6グループにてスタート。

前半のワークショップが始まりましたが、機材トラブルでプロジェクターが利用できない状況に。
それが逆に生徒たちと会話をするきっかけになり、話しやすい雰囲気を作る時間になったように思います。
運営メンバーの大学生からも「グループ形式での開催は初めてで不安が大きかったけれど、生徒がとてもフレンドリーで自分自身楽しむことができた」と感想をいただいていました。
生徒たちと打ち解け、早い段階で生徒との距離を縮められたのは凄く良かったと思います。

ワークでは生徒が授業で使用しているタブレットや運営側のPCに資料が共有され、各グループにて資料を見ながら進めていきました。
学校にタブレットが導入されていることは知っていましたが、卒業から大分時間の空いた私にとって、あらためて学校生活に「変化」を感じた一コマでした。

前半は「職種」についてのワークです。

※高校プログラムのワークについてはこちら

今回は各グループに運営メンバーと社会人がいるので、皆でフォローしながらワークを進めていきました。
ワークを一緒に進めていく中で、なかなか気づけないところを生徒達が発見していくのですごいなと感心するばかりでした。

後半は社会人のお話を聞き、交流する時間。

生徒から「なんでこの仕事についたのか」「この仕事をやっていて楽しいこと・しんどいこと」「やりがいは?」などの質問があがったそうです。

仕事の話以外にも生徒の最近の出来事や好きなことの話題で盛り上がりました。
自分の得意なこと、好きなことを楽しそうに話す姿がとても素敵だと感じ、社会人の方の「好きを突き詰めたら、やりたいことが見つかる」という言葉は、生徒の心に刺さっているように見えました。
一人ひとりが自分の好きなことを大切にし、これからもぜひ「自分の好きなこと・やりたいこと」を突き詰めてほしいと感じました。

また、仕事の話と特技や興味のあることの話を同時に話せたことも価値があることだと思います。

社会人交流はとても盛り上がり「もっと時間があれば、もっと沢山の生徒の声や気持ちを聞くことができたのに…」「時間が立つのが早すぎる!時間が足りない!」というメンターさんからの声も上がるほどでした。

高校を卒業して就職する生徒が大半な中で、自身の『起業してみたい』という内に秘めていた想いを打ち明けてくれた生徒もいて、チームとしてもとても嬉しい気持ちになりました。

「自分自身で選択する勇気・力を育てていく」という想いがつまったプログラムですので、この話を聞いたときは、この生徒も自分の想いを人に話すという「一歩」を踏み出したんだなぁと胸が熱くなりました。

プログラムはまだまだ始まったばかり。
今回のように一歩を踏み出す瞬間に出会ったり、気づきや変化のきっかけを作り出していくプログラムにしたいとあらためて感じました。

普段社会人や大学生とテーマに沿って話す機会はあまり無いと思うので、この経験が生徒の心に残り、好きなものをもう一度見つめなおしたり、将来について考えるきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。


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