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R4年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 伊波小学校
2022年11月9日、伊波小学校の6年生を対象に「ワーカーズトーク」を実施しました。
ワーカーズトークとは、さまざまなキャリアを持つ社会人講師を派遣し、その職業について話をすることで、子どもたちに自分の将来について考えてもらうための取り組みです。
もちろん学校によって派遣する社会人講師の方々はさまざま。伊波小学校では、ゲームクリエイターやイラストレーター、保育士、警察官などさまざまなキャリアを持つ8名の社会人講師を派遣・講話を実施しました。
この記事では、伊波小学校でのワーカーズトークの様子をご紹介します。
なお、キャリア教育事業「ミライカナイ」については別記事にて詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて
伊波小学校ってどんなところ?
明治27年4月に美越小学校の伊波分校が独立して、伊波尋常小学校として誕生、平成31年4月で創立125年目を迎える歴史のある学校です。
学校は、うるま市石川の市街地や金武湾、恩納の山々が眺望できる上原とよばれている海抜68.5mの高台にあります。
伊波小学校の6年生は、4クラス118名です。3校時の総合学習の時間を使い、8名の社会人講師にお話をしてもらいました。
8つの講話から好きなものを選択!
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伊波小学校のワーカーズトークでは「児童にさまざまな職種から好きなもの、気になるものを選んでほしい」という学校側の希望により、下記の職業に就く8名の講師を派遣しました。
経営者
ゲームクリエイター
イラストレーター
建築業
動画制作
保育士
看護師・介護士
警察官
講話の場所は教室や多目的ホール、音楽室などで、1教室あたり10〜15名の児童が参加・聴講となりました。
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各講話の人数に大きな違いはありませんでしたが、講話の内容によって多少の性差はあったようです。
たとえば、ゲームクリエイターのクラスは男子児童のみでした。静かでおとなしい雰囲気でしたが、質疑応答で1人が手をあげて質問すると、次々に手があがり多数の質問で盛り上がりました。
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対して保育士のクラスは、ほとんどが女子児童でした。
はじめから挨拶や会話が飛び交う女子会のような雰囲気で、活発な意見がなされていたように思います。笑顔で接すること、信頼関係を築くことなど、保育士に大切なことを学びました。
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男子児童が多いと思われた警察官のクラスでも、11名中8名が女子児童でした。真剣に話を聞いており、ときおり手をあげて質問していました。また、休み時間にも質問にくるなど、児童たちの積極的な姿勢が印象的でした。
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看護師・介護士のクラスでは、手話による自己紹介から講話がスタートしました。一緒に手話歌を行うなど、児童たちは慣れない手話にも果敢に挑戦。コミュニケーションの大切さ、相手を理解することなど、看護師・介護士に必要な心のあり方を学びました。
どの講話でも児童たちは真剣に話を聞き、ワークシートに感想などを書き込んでいました。
また、多くの児童が講師の周りに集まって質問をしたり、「自分のイラストを見てほしい」などと積極的に話しかけたりしている様子が印象的でした。
次の授業が始まるギリギリまで話をしている児童たちの様子を見て、先生方は児童の学びに対する前向きな姿勢に驚いていました。
「児童が夢中になることから学びへつなげることの大事さに気づかされた」「いま、クラスで流行っているルービックキューブから学びに繋げられるようにしてみたい」
児童たちが夢中になって質問している姿に触れた先生の表情はどこか眩しそうで、嬉しそうだったのが印象に残っています。
好きなことから学びへ、そして将来のキャリア育成へとつながっていけば嬉しいなと思います。
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