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推薦入試とご褒美

推薦入試が終わり
彼に報告に行くと 
ディズニーランドのバスツアーを予約してくれたと話してくれた

またまた嬉しくて
合否なんて関係なく嬉しかった

まだ合格発表もされてないのに
予約してくれて
彼は私の事を信じていた
絶対合格すると

合格発表の日
私立推薦の合格発表は学校で伝えられる
2時間目の放課に職員室前に集まるように進路指導担当から言われた

かなり自信はあった

A子も私立推薦受験だったので
一緒に職員室の前に行く

すると彼が職員室から出てきた
私に満面の笑みを送ってくる

A子に
「何か機嫌良かったよね?」
と言われる

それもそのはず
彼は先に職員室で合格者名簿を見て
私の名前を見つけていた

そして私も進路指導担当から合格したことを伝えられた
「やったー、これでディズニー行ける!」
と思わず言ってしまった

進路指導担当は
「ディズニー行くの?絶対一般入試のやつらに言うなよ!」
とニコニコしながら言ってきた
もちろん進路指導担当は私がディズニーランドに行く相手が彼だとは知らない
そんなことさえ私は嬉しかった

しかし
進路指導担当の言った
「一般入試の奴らに話すな」
は本当の事だった

私はB子にそれを話してしまった
B子は一般入試
それも彼の母校希望だった

それなりに偏差値の高い学校だったため
ピリピリはしていたのだろう
一瞬目付きが変わったが
B子には同じ高校を目指す彼氏がいたので
さほど気にはしていなかった

その後大変な事になるのに…


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