ある日突然の老人ホーム探訪記～番外編～

今回、私が見つけた有料老人ホームがしていたことをお話したいと思います。
 
①   支払いについて
要介護認定を受けると「介護サービス」が使え、その自己負担分は介護度によって変わります。
父の場合「国民年金＋生活保護」
自己負担分は生活保護の「介護扶助」というもので賄われるため、父や私が現金を支払うことはありません。
しかし、施設側が言ってきた支払いは
「使用料８万円＋介護負担分＝１０万円。介護負担分は介護度が上がり負担が増えても１０万円でいいです」
というもの。
それは年金のみの利用者にはありがたい…というか施設側が損をすることになります。
（もしかしたら介護度が高い人は敢えて入れないのかもしれません）
 
私が施設長に「１０万円では二重取りで不正なりますが？」というと口ごもってしまった。
まだ何か言い訳をしてきたので、市役所にこの一件を報告したところ調べてくれたと同時に市役所から施設長に連絡を入れて話してくれたが、よくわからない返事をされたとのこと。
そしてまた私が施設長に「役所から連絡来ましたよね？あなたが言う１０万円はお支払せず、使用料８万円のみお支払いするということでいいですね？」と念を押しました。
 
②   サービスについて
ケアマネージャーがつかないと介護サービスは受けられないのですが、施設長にお願いしたがなかなかきまらず、1ヶ月以上かかりました。
それもクチコミサイトでは凄く悪い事業所で、施設長にお願いしたのは失敗だったと思いました。
訪問介護事業所は施設長が開業しているところなのですが、わざと住所を別に置いて訪問する際の減算を免れているようです。父はそれも「介護扶助」から支払われるので、そこは見て見ぬふりをすることにしました。
 
有料老人ホームは必ずしも「介護のプロ」が経営していないので、施設によって料金、サービスがまちまちで、実際に入ってみないとわからないことがたくさんあります。
どうしたら良い施設に入れるのか？
明確な答えはありません。
ただ、見学する、入居さんの様子、施設長・スタッフとたくさん話して関わってみて判断されることが良いと思います。