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キャトルレーヴが神戸にあれば…(半分はコスメの話)

宝塚歌劇のオフィシャルショップ、キャトルレーヴ。
わたしの一番馴染みのキャトル(キャトルレーヴの略称)は大劇場店で、仕事の行き帰りに立ち寄れる梅田店にもお世話になっています。

宝塚歌劇はオフィシャルグッズが結構早いサイクルで次々と発売されるので、好きな組の公演中などは特に足繁くキャトルに通うことになります。

わたしは「買うのはファイリングできる紙もの(主に舞台写真やポストカード、時々ポスター)と書籍・BD・たまにCD」という感じで、それ以外のアイテム(アクスタなどの紙じゃない飾り物、布もの等)はあまり興味が湧かないので購入せず…という感じの買い方をしています。
(この辺の「買うグッズ」のスタンス、人によって結構違いそうですよね…アンケートしてみたい!)

わたしが人生で一番足繁くキャトルに通っていたのは、2021年の3月〜8月くらいでしょうか。
敬愛するご贔屓さま・珠城りょうさんのご卒業を目前に控えたこの時期は、まあとにかくいつも以上にグッズ出まくりで、こちらも気持ちが昂っているし売り切れてたら泣いちゃうから発売日に手に入れたいとか思ってしまって。
なぜか1日ずらしで発売するグッズを買いに、連日同じ時間(仕事の時間にもよるけれど、開店直後か閉店直前)に梅田キャトルに詣で続け、そんな人いっぱいいるだろうなと思いつつも、そろそろ店員さんに認識されていそうだな…と思っていました。

宝塚ファンの方なら身に覚えがおありかと思いますが、キャトルで物品を買うのは欲しいものが発売したときに限りません。
「ご贔屓さまの輝きが凄すぎて、気持ちがはやって既に何枚も持ってるポストカードを追い買い」とか「あの人と観劇が被った記念に今日の思い出を刻むべくグッズ購入」みたいな、「昂る気持ちを形にしたくて何か買ってしまう」という買い方をしてしまう時があるのです。

そしてグッズの多くは、スターさんが退団されるとその日で販売終了になります。
それゆえ、ご贔屓さまが卒業された後のキャトルに行くのは中々辛いものがあり、わたしはあれだけ庭のように通い詰めていた月組さんのポストカードや舞台写真コーナーに、未だに何となく近づけずにいるのですが…問題はそれだけではありませんでした。

卒業後のご贔屓さまにときめいたとき、気持ちの遣り場をどうしたらいいの?!もうキャトルでポストカードも舞台写真も買えないんだよ?!?!

以下はご贔屓さまである珠城さんが退団されたこの1ヶ月半、わたしが脳内で何となくキャトル気分を醸しながらお買い物をした謎の記録を、これもこの時期ならではかも…と書き残した記録です。


●それっぽい名前のお菓子
ファミマスイーツに「月たまみるく」という、ネーミングがそこはかとなく珠城さんを連想させるお菓子が存在しており、「ああ珠城さん…お元気でしょうか…」という切ない気持ちが高まったとき、キャトルでポストカードを追い買いするときとかなり近い気分でこのお菓子を買っています。


どこのファミマにも置いている訳ではないお菓子なのですが、三ノ宮〜神戸界隈の「置いてる店」を勝手に熟知しつつある現状です。
(でも秋になって商品入替が始まったのか、最近大福系に取って代わられているような…。おかげで見つけると複数買いがデフォルトになりつつあります)

わが地元・静岡の銘菓「こっこ」に開けた時の匂いも味も似ている気がして、若干郷愁をそそるお菓子でもあります。


●あやかり美容・その1(アイメイク編)
珠城さんが『Greatest Moment』に出演されるというニュースが出て、あまりに嬉しくて全てのやる気にブーストがかかったあの日、「珠城さんに再びお目にかかれるその日、心してベストな自分でいたいから、美容方面を頑張ろう…!」というスイッチが入りました。

この時は「世界に色が戻ってきた!」という感動に支配されていたからか、アイメイク系のアイテムに目が行くようになり、とても久しぶりに美容専門誌も買ったりなんかして(望海さんが載ってて嬉しかった)。


・ベアミネラル ミネラリストアイシャドウパレット サンリット
「丁度いい塩梅のカーキ」に惹かれて購入。質感は結構マットで色がぽんと乗る感じ。わたしはつやっとした感じも少し欲しいので、アイバーム的なものと一緒に使うのが好きです。どの色もスタメン!

・セルヴォーク ヴォランタリーベイシス アイパレット ノースウインド
氷属性っぽい(?)絶妙な色出しが綺麗!と、ちょっとチャレンジ気分で買いました。ブルーは瞼にのせるとグレーっぽくなります。


●あやかり美容・その2(ベースメイク編)
珠城さんがWOWOWの宝塚プルミエールに出演されるというニュースと一緒に新しいお写真が出たとき、わたしは思わず職場の廊下を走った…。珠城さんのチャーム全部盛り、もはや2021年のジャンヌさん、綺麗と可愛いの大洪水…!
このお写真が出た日の帰り道、わたしは何かに突き動かされるように梅田界隈のコスメショップをはしごし、化粧品の衝動買いをしました。

「あの人みたいになりたい」というよりは(いやそれも正直なくはないけど畏れ多いにも程があるし、気持ちのメインはそこではないんです!)、むしろ「お慕いする人の輝きを享受するに相応しい自分でいたい」…この気持ちこそ、わたしが思うあやかり美容の真髄です(?)。


・mmm スキンスムーザー
鼻や頬の気になるところにくるくる塗り込むと、毛穴がぼやけるというか解像度が下がるというか、とにかく目立たなくなります。マスク生活になってからファンデーションをお休みしているので、こういうアイテムは有り難い…!(下地とかパウダーとかは使ってます)

・RMK ルミナスペンブラッシュコンシーラー
固いコンシーラーがうまく使えないんだけど目の下のクマはどうにかしたい…と思って買いました。マシにはなったけど、クマって骨の構造上絶対出来るよね?!皆どうしてるの?!と研究は続く…。

・POLA リンクルショット メディカルセラム
いつか試そうと思っていた一品。気になってはいたけれど値の張るアイテムを、この勢いで(大事!)清水買いしてしまいました。わたしは目の印象が強い顔立ちなので、目元がくすむと一気に疲れ顔に…皮膚の薄い箇所ですし、ここにはお金をかけるべきなのでは、と思って。まだ使い始めなので効果の程はこれから観測します!


もう何の話かよく分かりませんが、とにかく買い物をし過ぎました。単価高いもの買いすぎです。題名は日々思っていることですが(わたしは神戸市在住)、実際に神戸にキャトルがあったら破産している気もするので、このくらいの距離感がお財布には丁度いいのかも知れません…。

ひとまずは11月3日のGreatest Moment初日に、久しぶりにお目にかかれる珠城さんの輝きを享受する心構えとして、メイクアップ技術の向上とスキンケアに勤しみ続けたいと思います。

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