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バラ色の光につつまれていた。
わたしは森の入り口の公園にいた。辺りは明るい紫色のようなバラ色のような光につつまれていた。
どこかで誰かの声がした。
「そろそろ帰る準備を始めた方がいいと思うよ。」
「帰るって何処へ?」
「郷里へ。宇宙の故郷へ。」
「でもわたし、地球では何もしてないよ。自分のオリジナリティを発現するようなこと全然してない。」
「地球人として普通の人生を送ることで、十分ミッションを達成してるよ。世間で成功するみたいなことは人間社会じゃ重要かもしれないけど、実は大して重要な事じゃない。」
「それに、帰る準備をするということで何らかの役に立てるかもよ、あなたの仲間に対して。」
もう少し話が聞きたかったのだけど、少し頭痛がしてきたのでそこでやめておくことにした。
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