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アトピーと喘息でも人生をバラ色にできるお話 その21

皆さま、こんばんは
昨日から今日にかけて満月だそうです(4/17時点)

満月のパワーで願い事が叶うので、紙に願い事を書いてみてくださいね

そんな事で願いが叶うなんてあり得ない
とお思いの、そこのアナタ!

私もそう思っていましたよ(それをこのタイミングで言う?(^^;)

でもお友達から続々と叶ったという報告が!
私も実は叶っています\(^o^)/
嘘だって何だってワクワクすればなんでも叶う(^^)

アトピーと喘息でも人生をバラ色にできるお話 その21

前回からずいぶん時間が経ってしまって、なんの続きから始めたら良いか分からなくなってます^^;

イギリスに語学留学した話の続き(思い出せて良かった(^-^))

ロンドンの語学学校では、よく格安旅行の案内が掲示板みたいな所に張り出されていた

それでウェールズという所にバス旅行するツアーを申し込んだ

お恥ずかしい話だが、イギリスはUKという事で色んな国が集まってできているのに、当時の私の頭の中ではウェールズ地方とかスコットランド地方なんて感覚だった

要するに、日本で言う関西地方とか東北地方なんていうイメージ^^;

ちょっと方言の違いがあるだけ、なんて感覚だった

ところがウェールズは地方ではなくて、もともと別の国だったと知ることになる

まずウェリッシュというフランス語によく似た言葉があり、道路看板にはウェールズ語と英語の併記がされていたし、文化も風習も違うということだった
当時は小学校までウェールズ語を教えていたそうだ

日本人の私にはイメージできない話だった
私の人生初の海外生活は、世界を肌身で捉える事ができる貴重な時間だった

ウェールズ旅行では、港町に行った事を覚えている

あるお土産物屋にいくとナイスミドルの紳士が日本人か?と聞くのでそうですと言うとにっこり笑って、自分は海軍の仕事か何かで横須賀に行った事があると話してくれた

イギリスに限らず、海外ではとにかく目が合うとにっこりしてくれる
そして話しかけてくれる

日本では目が合うと視線をそらすか、あやふやなニヤニヤ笑いをするかのどちらかだ(私は両方とも得意^^;)

感じが良くて、人の心を明るくするのはにっこりする方だと思うんだけど^ - ^

確か教職課程の心理学だかで習った事を思い出す

赤ちゃんはみんなあやすと笑顔になるわけではない
周りで笑顔でいる人を見ることで笑顔を覚えるそうだ

笑顔の表情も全て、親や周囲の人の笑顔から学んでその表情を作れているそうだ

やっぱり人間って環境の動物なんだな

親がいつも機嫌良くしている環境って大事だと思う

親御さんが子育てを楽しめる世の中になったらいいな
そのためにできる事は何かな?と最近考える様になった

話がそれてしまった^^;

語学留学では他にもパリへバス旅行に行った

ドーバー海峡の海底トンネルはまだなくて、フェリーでフランスに行った

人生初のおフランス!
何が驚いたって、バスの運転手さんのドライブスキル!

イギリスでは日本と同じ左側走行だが、フランスに入ると反対になる

左に曲がるのに対向車がいる!
もう私の頭の中はしっちゃかめっちゃか(゚o゚;;

なのに運転手さんは慣れたもので自然に右側通行をやっている
さすがプロ!

フランスでは一緒に行った日本人の留学生がノートルダム寺院広場でさっそくスリに遭って財布を盗まれてしまったT_T

私は彼女の分まで全て支払いをする事になり、あるレストランで飲み物を頼むお金が心配で、ミネラルウォーターを頼んだら、コーヒーの倍の値段でヒヤヒヤものだった
日本では水とおしぼりがタダで出てくるありがたみを知った

そういえばバスの中で、スリに気をつけてとか注意事項を言っていたけど、頭に入れておくのと実際とは相当な隔たりがある

『経験しないと学べない』

この言葉の意味をキョーレツに知った出来事だった

その時のフランス旅行では実はあまり良い思い出がない

地下鉄の切符の順番を待っているとスルッと横入りされたり、英語で話しかけると無視されたり

ところが約30年後にフランスの田舎を旅行した時はとても親切にしてもらえた

結局のところどの国の人も、心無い人もいれば、慈愛に溢れた人もいる
みんな同じ
知らないから不安になり、相手を悪く思ってしまうのかな、と思う

帰りのドーバー海峡を渡る船では、年配の紳士に夕飯をご馳走してもらった。
日本人の女友達と船内のカフェテリアで何を食べようか話していて、列の最後の支払いのところでお金を払おうとしたらあちらの方がお支払い済みですと言われた。
びっくりしてお礼を言うと、笑顔で楽しんでみたいな事を言ってくれた。
まるで映画の様だとその時思った。
でも日常だったんだな、素敵(^-^)

その後、船内で酔っ払った男性に話しかけられたが、仲間がすぐに飛んできて私たちに平謝りだった。

友達が酔って話しかけてあなた達に不快な思いをさせて申し訳ない。
イギリス人はこんな事は本当はしないんだ。ということだったようだ

日本人は酔っ払いには寛大な様に見えるが、それは誰かのガマンの上に成り立っていたりする。
こう言う配慮は素敵だなぁと思った

そういえば、ふだん何も予定がない時はタダで入れる大英博物館に行っていた

そこでちょっとクラシックな英国紳士風の人に声をかけられた

その人は日本語を勉強していて、日本人に話しかけて日本語をマスターするつもりで大英博物館に来る日本人観光客に話しかけているのだが、皆相手にしてくれず逃げてしまうと愚痴っていた

私の事を、すぐ近くにいたJALのツアー客か?と聞くので違うと言うと安心したように色々話してくれた
その人の日本語のノートも見せてもらった

彼からはミイラは英語でミミーという事を教わった

次に大英博物館に来るのはいつか?と聞かれたけど、気まぐれで分からないといってそれきりだった。
今あの人はどうしているだろう?

旅行ではないけれど、語学学校にはスペインからたくさん学びに来ていて、陽気なスペイン人からスペイン語を教えてもらった
でもその意味が「私はあなたをとても愛しています。キスしてください」だったので全然使えなかったけどf^_^;

そのスペイン人が言っていた
『語学を完璧に習得するカンタンな方法がある。それはその国の恋人を作る事だよ』

当時真面目な留学生の私は真剣にその方法聞きたい!って思ったけど〜

当時、今の夫と付き合っていた私にはそのオチは関係なかったけど、その後静岡に嫁に来て、富士弁ネイティブスピーカーの姑と付き合ううちに完璧に富士弁を習得できている自分に驚いた。
あの時のスペイン人が言っていた事はジョークじゃなくて真実だった

そんなわけでイギリス語学留学は世界を感じる事ができた宝物のような時間だった

留学中はアトピーと喘息はほとんど縁がなかった
それは乾燥していたし、時期が寒かったから

4月に入って帰国して最初に感じた事は
「蒸し暑い」だった

そしてドアを押さえて次の人を通してあげても無言で通る、どこへ行っても無言、にっこりしても無視される日本を知った( ;  ; )

今はだいぶ変わった
女子トイレの並び方もあっという間に変わった

それは日本の経済が急上昇し、円高になり、日本人がどんどん世界にいく様になった事も関係していると思う

色んな国の良いとこどりをして、みんなが快適に暮らせると良いですね

ここまで読んでくださってありがとうございました(^-^)
まだ満月が綺麗かな
良い夢を(^^)/

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