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アトピーや喘息でも人生バラ色にできるお話 〈その10〉

こんばんは。
皆さん、お元気でいらっしゃいますか?
私はお陰様で今とても元気です。

いつも長い文を読んでくださってありがとうございます

勧められて最近読み始めた本がドンピシャで、読むのがとても楽しい

題名は
「犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方」 ひすいこたろう

木村さんの「奇跡のリンゴ」の話が載っている

虫を敵視して、農薬に代わるものを色々試してみたがどれもうまくいかず。
ついには死のうと森に入ったところ、自然界は虫も鳥もいてその中で木々は花をつけ実をつけていると気づき、一念発起して再び無農薬の林檎作りに励む。

自然界は絶妙なバランスで循環していると感じる

どこにも無駄がなく、過不足なく回っていく

滞るとバランスを崩す

良いものばかりを集めるとバランスが崩れ、結果最悪なことになる

昔何でもかんでも抗菌流行りな時代があった。
その時ある医学者の方だったかが、手には常在菌というのがあり悪い菌とバランスを保っているが、抗菌抗菌と菌を殺しすぎると不具合を起こすとおっしゃっていた。

家を建てた頃に犬を飼い始め、フィラリア予防の注射を受けに行った時、別途ノミ取りの薬剤があると知ってそれもお願いしたところ、「ノミもある程度いないと、完全に駆除してしまうと犬は発狂するそうですよ」と聞いた

アレルギーの人は胃腸が弱いそうだ
胃腸が弱いからアレルギーになりやすくなるのか?
どちらが先かは知らないが、バイ菌にやられて抗生物質など使うと決まってピーシャーになった

体はこちらのおもわくとは別にちゃんと働いてくれて、バランスを取ろうとしている様だ

ある医学者によると、アレルギーというのはサナダムシに対抗するシステムだったが、サナダムシがもういないので敵を見失って自分を攻撃するようになった状態という説もあるようだ

これって人間関係にも言えるかも

昔「あんな子と遊んじゃいけません」という親がいたが、あんな子がどんな子かの判断力を養う機会も、あんな子との距離感の保ち方を学ぶ機会も奪ってしまうと思う

失敗のないようにうまく整えたつもりでも、人生に渡っての大きな学びをしそびれてしまう気がする

どんな症状にも深い意味があって、長い年月をかけて体は学んで対処してきたんだなと思う

長い人間の歴史の中で編み出された方策が、最近出たばかりの安易な処理でいとも簡単にバランスが崩れてしまう訳だ

私は食物アレルギーもたくさんあって、もち米、卵、灰汁の強い野菜、青魚などずいぶんと制限された

子どもの頃は好き嫌いのある人が羨ましかった
なぜかって?
だって嫌いなんだから食べないでいられるでしょう

私はもち米も卵も筍も青魚も大好き
なのに食べられない
これは残酷というものだ
いつもわたしだけ我慢だった

せめてこれらの物が大嫌いだったらどんなに楽だったか

でもある時、卵がたっぷり入ったお菓子を食べた
お正月に我慢できなくなってきな粉餅を食べた

美味しかった
こんな幸せがあるだろうか

でもやっぱりアレルギーは出たけれど、呼吸困難になるほどではなかったので徐々に食べ始めた

それから全然平気になった

人それぞれ症状が違うので一概には言えないけど、あまりに厳しい制限はどうなんだろう?

タンパク質不足という新たなバランスを崩さないかな

そういう訳で、それからは私の場合は呼吸困難にならなければ食べちゃうという基準になった

で、呼吸困難になるほどの制限をすべき食物は「アワビ」だけになった

アワビステーキ美味しそうだなぁ
残念だけど来世にリベンジすることにする

世の中には良い、悪いはないと思う

悪い様に見えることは、進化のエネルギーになるし、何かの暴走を食い止めることもしているのかもしれない

私はもともと強い性格、体も大きく、何をするにもイケイケが基本の様だ

だからアトピーや喘息というハンデのお陰で私の行き過ぎをセーブできているのかもしれない

感謝できることはそこここにあった

最近ハマっている本はそんな事に気付けるお話がたっぷり入って 670円 安!!

ここまで読んでくださってありがとうございました

先日お米を研ぎながらありがたい気持ちが湧き起こり、ジワっとしてしまいました
かなりキテいます
あとちょっとで幸せ大賞

明日は満月
素晴らしい一日をお過ごしください
願い事と月光浴してみてね〜

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