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アトピーと喘息でも人生をバラ色にできるお話 その27

皆さま、こんにちは😃
お盆の日曜日をいかがお過ごしですか?

昨夜は台風8号が伊豆半島に上陸という情報で、私の住む街でも警戒の広報が流れていましたが、何とか強めの雨と雷で収まりました。

災害が心配される地域の皆さん、どうかご注意ください🙇‍♀️
そしてどうか何事もなく過ぎますように

アトピーと喘息でも人生をバラ色にできるお話 その27

さて、前回は父の逝去の事で思い出すことが多々あってそれを綴りましたが、その前の「その25」の時に産後うつになった事に触れたので、今回はその続きでウツ病の話をしたいと思う

結婚した翌年に長男が生まれ、アトピーと喘息の上に脊柱管狭窄症のハンデを抱えながらも育児が楽しく、私って人並みに育児ができるんだと思っていた。
しかしその2年後に次男が生まれて状況は一変した

今考えると、長男の育児では孤軍奮闘ワンオペでムリをしていた上に何とかカツカツで成り立っていた毎日だった

自分の状態を知らなさ過ぎて過信して、なんでも一人で背負って、できた気になっていただけだった

ちょっとしたストレスが加われば、私のように気の強い、ウツとは無縁の性格でもカンタンにウツになれる。

超低空飛行の飛行機が、ちょっとした横風でカンタンに墜落したということだ
どっちみちいつかは墜落していただろう
考えようによってはウツで良かったかもしれない
人生一発退場の病気でなくて良かったかもしれない

人はなぜ病気になるか?

本当にザックリ結論から言ってしまうと、、、

 栄養=ストレス
 今の健康状態をキープ
☆ 栄養<ストレス
 遅かれ早かれ病気(精神疾患  を含む)になる
 この状態が長く続くと「生活習慣病」になり、重大な病気に繋がる
☆ 栄養>ストレス
 健康状態は良くなる
 この状態をキープできると「究極の健康」になれる(想像以上の健康体)


うつ病の原因とされるのは
とにかく「不眠」
私もご多聞に漏れず「不眠」からウツになった

《不眠の原因》

⚫︎ 物理的に睡眠時間が少ない(私がコレ)
 激務で寝る時間が削られるとか、夜中の授乳が頻繁で睡眠を妨げられるとか
 私の場合は、私のアトピーを受け継いだ次男が痒がって夜泣きが酷く、1時間半おきに起きなければならなかったのが直接の原因だった

⚫︎ ストレスが多い
    睡眠には栄養が必要。
 充分な栄養がないと睡眠の質が下がって不眠になる
その理屈は、、、
私たちの体はストレスがかかると自動的に抗ストレス物質を作ってストレスに対抗してくれるが、抗ストレス物質を作るにはたいそうな栄養が必要。

栄養が足りないと抗ストレス物質が作られず、セロトニンなどの抗うつホルモンも作られないし、働かない状態になる😱
抗うつホルモンのセロトニンは主に睡眠時に働くので、ストレスが多いのに睡眠が取れないとセロトニンが働けずウツまっしぐらになる

つまり「不眠」は私たちの体の最高精鋭部隊を全く機能不全にし、丸腰でストレスと戦わざるを得ない状態にしてしまう

そこへ持ってきて日本の文化は、よく寝ることや休むことに対して手厳しい🥲

睡眠時間を削って頑張った、とか
育児に疲れているお母さんこそ育児を頑張ってる、

みたいな風潮があり、それがどれだけのウツ病を引き起こし、どれだけのうつ病患者の回復を遅らせていることか😭

私が1年半かかってウツ病から生還できたのは、
「休む」をしたから


1週間に1日で良いから、全く何もしない、子どももいない日を作ったことが一番回復に近づけた

夫が日曜日に長男(3歳)を連れて出かけてくれて、私を次男とだけでいさせてくれた(それだけでもだいぶ違う)
その日は食事も作らなくてよい、掃除も洗濯もしなくてよい。ただ次男に授乳するだけの日にしてくれた

それは主婦だったからできた事かもしれない
会社勤めの家族持ちのお父さんは会社をすっかり休むのは非常に難しいかもしれない

でもそこが考えところで、その仕事が本当に1週間も休めない仕事なのか

自分の一生と仕事を天秤にかけて、尊い一生に勝る仕事が本当にあるのか?

本当の本当のどん底のウツになると、そんな事さえ考えられなくなってしまう

だからもし今、寝付きが悪い、うまく寝られないという状態なら、休息をとるようにして欲しい

そしてそれと並行して「ちゃんとした栄養」をとる事でもっと速くウツ病から脱出できる
というか、どんなに過酷な状況でもウツ病にならないでいられる唯一の方法が、「栄養を摂る」ことだ

今はありがたいことに栄養の事を知る機会があって、私の30年前のウツ病は「栄養」を摂っていれば1年半もかからずに回復できたと確信している

それは私たちの体の精鋭部隊を働かせるには
「充分な栄養」
「休息(睡眠)」
が必要だからだ

その二つが揃っていれば、相当なストレスがかかっても耐えられるように、私たちは作られている

私がなぜ敢えて産後うつとしないでウツ病と言っているかと言うと、「産後うつ」というと、私は関係ないと思う人が多くいると思うから

うつ病は誰にでも起き得る事で、栄養不足にストレスがかかれば軽いウツから始まって不眠になり、知らぬ間にのっぴきならない重症になる恐ろしい病気なのだ

ここで重要なのは、

誰も今の自分が「栄養不足」とは思っていないこと

そして
自分が感じているストレスは大したことないと思っていること

つまり自分はまだまだイケると思っている事
イケると思っているから更に頑張らなきゃと思っている事
体のサインを丸ムシして、まだまだ頑張れると思っていること
これが大きな落とし穴なんです‼️

特に日本人はウソみたいにマジメ❗️
ありえない勤勉さ‼️

それがワクワクから発しているならストレスが全くない状態なので健康状態はむしろよくなるが、社会通念からだったり、要は自分の「好き」から発していなければそれは全てストレスで、病気の元になるのだ

当時の私が正にそれだった

色んな病気を経験して思うのは、病気を受け入れた時から本当の回復段階になるということ

まさか私がうつ病だなんて
何がいけなかったのか?
どうしてこんなことに?

最初はそんなことばかり考えていた
受け入れられなかった

受け入れられないと必然的に自分を責める様になる
それがウツを更に悪化させる


最初はあんなに子どもが可愛くて育児を楽しんでいた私が、徐々に育児を億劫と感じる様になった

長男がオマルにしたオシッコをトイレに流しに行くのが本当に億劫で、何時間も放置することがあった。

ふと我にかえり、そんな自分はどうかしてる、悪い母親と責める
でもとにかく全てが億劫で体がサッと動かない

そのうち、朝起きるのが泣きたくなるほどつらくなった

眠いからではないのだ
得体のしれない不安
ものすごく強烈な、魂を絡め取られる様な不安
出勤する夫に、行かないでと泣きつきたくなる不安

私を一人にしないで
不安と一日ひとりぼっちで向き合うのが恐怖になった

朝が怖かった反面、夜になると元気になる

やっと一日が終わった
今日一日何とかやり過ごせた
そんな些細な安堵感を得ることができるのが夜だった

しかしその夜も不眠が続く
寝ては起き、寝ては起きで睡眠とは言えない

そして恐怖の朝がくる

でもそんな自分はウツなんだと知るよしもなかった
なぜそんな気持ちになるのか全く分からないので、恐怖は計り知れなかった

そんな時、何日ぶりかに母から孫の様子を聞く電話があり、二言三言会話したら突然母が
「アンタ大丈夫なの?ちゃんと寝てる?」と聞いてきた
母は当時精神科の看護師長をしており、うつ病などの精神疾患の専門だったので、普段「黙ってろ!」と言っても喋り続ける様な私が、その時は全く話すことなく、力なく合槌をうつ声に不穏なものを感じたらしい

私はその時大丈夫だと言うつもりだったが、頬に水が付いているのに気がついた。
それを母に言ったのが運命の分かれ道だったと思う

「お母さん、私、泣いてるみたい」
と言ったのを覚えている


すると母が「分かった!あと2日なるべく休んで、家事などしないように。あさって(日曜日)お母さんそっちへ行くから。それまでとにかく変な気を起こさずに」とだけ言った
その後母は夫にも連絡をした様で、後から聞いた話では当時の私は一切の感情が停止している、かなり重症のうつ病だったそうだ。

うつ病になると全面的に家族の協力が必要になる

夫は大学病院勤務で寝に帰るだけの生活だったが、それ以降は日曜日は子どもを連れ出したり協力してくれた

あの時、栄養の知識があって栄養を摂る事をしていたらもっと回復は速かったと思うが、人にはそれぞれべストなタイミングがあるんだと思う

今栄養の知識を得られた事で、あの時のうつ病の正体がよく分かった

夫や母、父にもそして周囲のたくさんの方のお陰で克服できた

自分一人で何とかできると思っていたら悪化していったろうし、助けてくださった周りの人に感謝する事もなかった

そして、こうしてうつ病とは?病気とは?を考える機会もなかったし、どなたかのお役にたてる事もなかったと思う

全てはうまく行っている👍

受け入れられない経験があってこそ、受け入れることの大切さを知る事ができる

どんな経験も宝物

病気やケガも受け入れられたらしめたもの
そして受け入れる勇気を持てたあなたは必ず克服できます

今はお盆で、ご先祖様からも応援してもらえてます

応援の花火が上がってる😆


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