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目標株価は5倍超えを目指す【プレミアムステータス専門1銘柄】6.5万円を読み解く

こんばんは。最近、投資顧問会社の煽りもかなりきつくなってますね。簡単に株価何倍って謳って、1~2週間後にはまた株価何倍って…。エンドレスの毒沼ですな。市場ではそんなに株価何倍銘柄って出てねーだろ。だから信用できないんだよな。今回はキントレ投信の推奨で限定枠先着25名ですって。なんか意味あんのかな、この人数制限を表示するのって。

プレミアムステータス専門銘柄

(1) 特徴

① 現在の株価は年初来最安値付近
② 業績は堅調、柱の事業の1つが伸びていて今後も大きく伸びる期待がある
③ 業種の特徴から、将来的な売上高の変動がある

④ 時価総額が小さい
⑤ 5月決算
「2023年5月期以降」という表現があるため
⑥ PERは現在6倍前後
「PERの割高水準である30倍程度(目標株価5倍)まで買われる可能性がある」という表現があるため
 そろそろ業績の上方修正の発表が期待できる
「2021年に上方修正を発表」「今期も同タイミングでの上方修正が期待できる」という表現があるため

(2) 結論

株探基本情報(22/2/27)

もう一択です。監視対象銘柄なのですぐにわかりました。全てがっちり当てはまりますよ。
この銘柄推奨で6.5万円を25人の顧客からもぎ取ろうという魂胆がすげーな。ある投資顧問会社が損切発生の補償で出してきて、毎営業日フォローメールをくれるけど、2/3(木)に1営業日だけ謎跳ねした以外は一切エントリー水準から頭を出さない糞銘柄なんだが…。

(3) 検証

① まず、5倍になる可能性は低い

前提条件が、現在割安放置の銘柄が上方修正一発で将来期待が高まり割高基準まで買われるってことだと思いますが、そうはならんでしょ。
まず、上方修正はするけど、大きな増配はそれほど期待できない。もともと有利子負債が大きく自己資本比率がかなり低いので配当性向10%に留めてるから、現在のEPS20.2円が40円になっても配当は4円(配当利回り3.1%)。その増配を渋る可能性もありますよ。

② じゃあ、どのくらい上がるのか

それはわかりません。2月の決算集中期では、上方修正しても増配しない、もしくは上方修正を見送った銘柄は、ほとんど翌営業日に大きく株価を下げています。
ちなみに、21/4/12にプロパストが上方修正したときは増配せず、190円あった株価は12営業日で160円(▲15.8%)まで落ちました。

ただ、現在の株価は本当に割安だから、サプライズ材料を伴う上方修正なら200円手前くらいまでは上値余地があると思います。でも週足チャート見たらわかりますが、5~6ヵ月サイクルで180~190円台に上がっている。問題はそれを上抜けできるかどうか。

3236 プロパスト 週足株価チャート

③ どの程度の上方修正になりそうか

最後にこのくらいは予測しておきますか。化粧していない表をどうぞ。

3236 プロパスト 業績

まぁ下期も業績をそのまま伸ばして、EPS倍(40円)はあってもおかしくないと思いますし、賃貸開発とバリューアップの売却先に親会社シノケンの私募リートが増えるみたいなので、業績はさらに安定すると思います。

(4) 売買方針

120円台なら買ってもいいと思います。あとは4月中旬予定の3Q決算発表に伴って上方修正されるのが最も可能性が高いと思いますので、3月中に市況に連れられて安くなっていたら買い増すくらいでいいと思います。




最後に言っておきますが

キン〇トレ〇〇投資顧問様よー、こんな銘柄情報で5倍と煽って6.5万円はもうほぼ顧客をだましてるぞ!



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