12/29 引け後の気になる銘柄

こんばんは。今日は12月末配当の権利落ち日でした。もちろん12月末配当銘柄はがっちり下げたと思うんですが、反動で3月末配当銘柄ががっちり上げたと思います。こんなにハッキリ資金移動するもんですな。権利落ち日に3か月後の配当銘柄が上がる可能性は意識していなかったのでたいへん勉強になりました。

■気になる銘柄 ※株価は12/29終値、( )内は前日比
① 12月末配当銘柄たち
□2986 LAHLD<JQG> 1,941円 (▲129)
130円配当で▲129円。結構ザラ場は変動してましたが、予定調和の株価で落ち着きました。本日安値が1,923円で取得単価が手数料込みで1,927円なら最上の結果でしょう(*^^)v
□9904 ベリテ<東2>450円(▲18)、7177 GMOF<JQS>839円(▲30)
わがnote頻出の低位高配当銘柄一覧の高配当ランキング1・2位銘柄ですが、1位のベリテは来期減配リスクがかなり高く、2位のGMOFは年4回の安定配当銘柄でなんですが、なぜか同じくらいの下げ率。まぁ、GMOFは日柄の変動幅が比較的大きくて、暗号通貨が安い地合いで下げた分も含まれるので仕方がないんですが、それはそうと本日思い切って買い増ししました。870円まで回復したら一旦売ろうかなー。
□3242 アーバネット<JQS> 292円(▲7)
こちらも8円配当で▲7円で予定調和。いやーこの銘柄、日柄は本当に値動きがないから落ちないかもしれないなんて思ってましたが、まぁしっかり落ちるんですな…。落ちても現在価格で利回り6%に届いてないので、今買う必要はないと思います。

② 2・3月末配当銘柄たち
□8103 明和産業<東1> 918円 (+33)
市場で今一番配当利回りが高い銘柄(約13%)。落ち着いて考えればこの値幅は拾えたなぁ。年2回配当なのに3月末71円配当(約8%相当)だからね。
この銘柄、一番のポイントは次年度の配当水準がどうなるかなんですが、会社四季報では「来期は配当性向50%へ」って明記しあるんですが、企業IRでは「中期計画の連結配当性向を50%とする方針を今後も維持しつつも…」って明言せずに匂わせてるんだよね。決算説明会動画で社長がはっきり「次年度ROE7%を実現するために高配当で自己資本を減らした」的なコメントしてるんですが、どんなもんかちょっと書き出してみましょう。
今期 純利益 23億円(会社四季報より) ÷ 自己資本 356億円(21.9) = 6.46%
来期 純利益 23.3億円(同上) ÷ 自己資本 332.8億円※ = 7%
※21.9から▲23.2億円
・・・うん、分子の純利益が固定なら、ROE7%到達のためには減資か利益剰余金を減らすしかないんだよね。そうなると、この会社は商社だから設備投資や研究開発もないし、次年度M&Aするか高配当を継続しないとROE7%には到達しないね。やっぱり理論的に考えても来期120円配当くらい出してきそうだな。M&Aだって簡単にできないからね。会社四季報を信じるか、自分の勘と理論を信じるか、まぁワンチャン高配当継続発表からの踏み上げ発生で1,400円くらいまで沸騰してくれないかと思ってますが、そうは問屋がおろさんよなぁ。どうでしょうね。
□7610 テイツー<JQ>74円 (+3)
悪い材料もないのにずいぶん安いなと思っていましたが、本日久々に上げました。前回の決算発表では同じくらいの水準から翌日高値90円をつけましたが、今回も同じパターンになるでしょうか。
別に急騰しなくてもいいから、ジリジリ上げて2月末前に100円に乗せてくれれば一旦売りますよ。1/14発表の3Q決算はIRの月次レポート(かわら版)を見ていたら好調に着地しているはずなので心配ありませんよ。多分。

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