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低位高配当株投資法 今週の振り返り(11/1~5)

おはようございます。昨日は通院&外食&筋トレ。体重は相変わらず高止まり、すんげー運動してるけど相変わらず食べてるからなぁ。過去最高体重驀進中の妻ともども節制しましょうか(=_=)

さて、標題。

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決算発表集中時期を迎えて、大きく動いた銘柄がいくつかありますので、長文になりますが紹介しましょう。

■大きく動いた銘柄 ※株価・配当利回りは11/5終値

❶ 4902 コニカミノルタ<東1> 508円/配当利回り5.91%

11/2決算発表で今期最終を92%下方修正したのを契機に、2営業日で▲52円(▲9.4%) 株価を落として利回りが+0.65ポイントアップ。なお、EPS3円で配当30円なので今期は配当性向1,000%。利益剰余金が2,800億円超積みあがっていて、配当30円の原資は約150億円だから財務はまだ余裕があるんだが、問題は来期の業績と配当の見通しですね。2022年度が中期計画最終年度で営業利益550億円が目標。今期の決算発表資料からその実現性を検証していきましょう。

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前にも書きましたが、減収減益の原因は「サプライチェーン寸断」の影響。映像事業の半導体不足とトナー工場事故による供給不足で実需の7割程度の商品供給に留まる影響が大きいようです。トナー生産は今期中に正常化を目指しますが、半導体は次年度上期まで引きずる見込み。今期営業利益への影響は、半導体▲170億円、トナー工場事故▲175億円だから、単純計算では来期のベースは約+300億円浮上して、来期の営業利益ベースは約420億円。海外比率80%の会社なんですが、今期見通しの為替は当初の105$を見直しておらず、輸出の方が多いだろうから円安影響がないはずはない。コスト削減も頑張れば550億円は射程圏内でしょう。

そうなると、会社四季報の来期予想が440億円でEPS50.7円、このくらいのEPSなら株主還元方針を踏まえると来期も配当30円は死守してくるだろうから、配当利回り5%台は維持できそう。

結論、もう一息下げたら買おう480~90円台で複数買い注文を入れて放置だな。株価は当面上がる要素が見当たらないけど、22年2月中~下旬に次期中期(~2025年度)の発表予定を公表しているので、そこで持ち直してくれればキャピタルゲイン優先で売却しましょうかね(*´ω`) 買ってもいないからとらぬ狸だけどねー。

❷ 7246 プレス工業<東1> 361円/配当利回り5.26%

こちらは、11/5の引け後に決算発表して、上方修正+増配+自己株買いのトリプルコンボ発動。週明け値上がりするだろうけど、PERは値上がっても7%前後だろうし、総還元性向(配当+自己株買い)35%以上だから、これは買いでしょう。信用買い残が140万株くらいあるから、上げ続けるみたいにはならずに、返済売りが入ってちょっと下げるんじゃないかな。買い時をうまく見極めて買いましょう(*´ω`)

❸ 1605 INPEX<東1> 946円/4.23%、3315 日本コークス工業<東1>134円/3.73%

こちらの石油・石炭元売り2社は非常に対照的に結果に…。1605帝石さんは11/5引け後に決算発表しましたが、今期何度目か忘れたくらいの当たり前の上方修正に加えて自己株買いを発表。市場は好感してくれたのか、PTS市場では972円まで上がってます。

3315コークス工業は、同日14:00に上方修正のみの決算発表で見事に株価急落を演じてくれました。今は業績相場だから、株主還元がセットじゃないと厳しく見られますね…。コークス工業は発行株式30億株超なんだから、利益が出たら配当増やすよりも積極的に自社株買いしたらいいよ。



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