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<リクエスト記事>中期経営計画のポイントを解説❷ 必要な要素

連続投稿です。気が乗っている内に書きましょう(*´ω`)

■中期経営計画のポイント❷

次に中期経営計画に必要な要素を考えていきましょう。

<将来像やあるべき姿>

これが一番重要な要素。3~5年後にどういう企業になっていたいのか。これがないなら中期経営計画をたてる必要はありません。単年度事業計画を毎年つくるだけで十分。なので、企業ビジョンとか成長分野みたいな要素を盛り込むことが重要ですね。

<ロードマップ>

将来像やあるべき姿をつくったら、それに向けた道のりをロードマップをつくることが必要ですね。どうやってそこまで辿り着くのか描いてみましょうという話しです。

<実現手段>

ただ道のりを書いても仕方がないので、それを実現させるための手段が必要ですよね。まぁ具体的には施策って話になるのかな。

<マイルストーンやKPI>

中期計画は長い道のりだから進捗をはかる必要がありますね。各事業年度ごとのマイルストーンや指標の目標値を設定して、うまく行っているのかを測ることができるようにしておきましょう。

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後は<将来像やあるべき姿>と重複しますが、中期経営計画に社会要請を織り込むことは今後さらに重要度を増してくると思っています。具体的にはSDGsとかESGみたいな内容ね。もちろん社会の一員として企業もそういったことを意識するって当たり前だとは思うんですが、数年後には「儲かってるけど社会要請には何も応えていない企業」はその存在を許されずに駆逐されますよ。

まぁ要するに、中期経営計画には、あるべき姿と言う夢のパートと実行性という現実のパートをバランスよく織り交ぜましょう、あと時流を意識して乗り遅れないようにね、という話しです。

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