3/9 本日の市場見通し
こんばんは。久しぶりにつぶやかずに記事で市場見通しを書きましょう。
3/4金曜日のザラ場に起きたロシア軍の原発攻撃を機に、日経平均は26,000円台から3営業日で約▲1,800円下げました。過去の記事で「27,000円を割ったら23,000円くらいまでは節目がないからフリーフォール」と書いた通りの展開。おおむね当たったと言っていいかなと思いますが、資産が減っているので全然嬉しくない。
今日も前場で24,000円台に突入した後、押し返して25,100円くらいまで戻したんですが、後場で失速して結局24,800円割れでフィニッシュ。現在の日経平均先物が24,800円前後でウロウロしているので、まだ底を打っていない可能性。アメリカ市場の展開次第となると、明日も下げるのが濃厚…。金曜日の引き前に1357日経ダブルインバースの売建てをギャンブルでぶっこんだんですが、全然反転してくれず涙目です😢 これはこんな相場でギャンブルした私の責任なので耐えましょう。
さて、なんでこんなに市況が悪化しているのか。
それは、戦争ショックで市場参加者がリスクオフで売っているということで間違いないとは思いますが、もともと3月はアメリカの金利引き上げがほぼ確の中で、金利が上がると海外大手の資金調達コストが上昇するから、株式保有のポジションを落として現金化する予定だったところに、戦争が勃発したのでこれ幸いと資金を引き上げているんじゃないかなと思います。
まず、年末から年明けにかけて新興市場の割高銘柄から資金を抜いて、次に戦争ショックで業績下落リスクが急浮上した主要市場の銘柄からも資金を抜くという流れ。今はその流れに拍車がかかっていて、短期筋の売り浴びせも相俟ってこんな相場だということです。多分。
なので、明日反転する理屈はいまのところは何もない。ただ、安くなりすぎている株が少しずつではありますが買い拾われている感じがするから、明日あたりから個別銘柄単位に動きがあるんじゃないかと思います。
ただ、3月は期末配当の権利付けの月だから、今買うなら3月末配当銘柄にしておいた方が良い。ただ、長期保有目的じゃないなら、今買って3/25くらいまでに売るのがベスト。相場によっては権利落ち後に配当金額以上に下落するリスクがありますからね。今はそういう相場です。
配当金を貰わずに売って、権利落ち後に買い戻す方が何となくいいと思います。買い戻す銘柄の基準は、5月の決算発表で業績を引き上げつつ増配してくれそうな銘柄。保守的で業績を安く見積もる企業は避けましょう。
避けるべき具体例 8005スクロール
現在 880円 期末配当(予定) 48円
<売買例>
❶ 明日、寄り付き前に成り行きで発注
購入出来たら3/25期限で920~930円で売り注文
❷ 売れなかったら、継続保有で配当ゲット (利回り5%相当)
❸ 売れたら、4/8期限で880円で買い注文
❹ それ以降は、4月末期限で900円で売り注文(基本店じまい)
スクロールは業績見通しが超絶保守的で、5月本決算で発表する来期の業績見通しをかなり安く見積もる傾向なのと、来期配当も今期同様に中間10円・期末10円として利益計画の進捗次第で期末配当を増配するパターンだと想定すると、本決算発表後は株価が急落して、次に上げるのは増配発表のタイミングで早くて6か月後の11月。
こういう個別銘柄の値動き想定をしながら、個別銘柄を選んでいきましょう。まぁ難しいですけどね。
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