1/3 新年気になる銘柄❹

おはようございます。本日も引き続き、新春に気になる銘柄をお届けします。

■気になる銘柄 ※株価は12/30
① 1413 ヒノキヤグループ

株探基本情報(22/1/3)

規格型注文住宅、省エネ性能に強み。ヤマダHDの友好的TOBにより20年10月にグループ傘下になりました。ヤマダの住宅事業を強化するM&Aですね。12月決算で業績はグループ参画以降は順調。木材価格の高騰もうまく乗り切って、今期(22年12月)は過去最高純益更新する見込み。

さて、この銘柄の注目ポイントは「連結子会社上場」になっていて、両方とも業績好調で高配当になところ。ヤマダが完全TOB&上場廃止しても良い気がしますね。ヤマダHDは21年2月に子会社8社を株式交換で完全子会社化してますが、ヒノキヤG規模だと株式交換みたいな野暮なやり方じゃ既存株主は納得しなそうだから、もし完全子会社化なら公開買い付けになる可能性が高い。……会社四季報見てたら1429日本アクアはヒノキヤの子会社なのか。こちらの方が気になってきた。まぁヒノキヤは良い銘柄ですよ。業績よし、ヤマダグループに参画して成長性も確保したし、なんといっても割安&高配当。買う理由は十分ですね。でも、ヒノキヤ買うならヤマダでいいかな。

② 1429 日本アクア

株探基本情報(22/1/3)

断熱材施工販売。上述のとおりにヒノキヤグループ。カーボンニュートラル関連のテーマとして注目されていませんが、日本の既存住宅の熱効率は極めて悪いと言われていて、国交省も既存住宅含めた断熱は大きな課題と認識しています。個人的には今の住まいが築古戸建てのため日々実感。ウレタン端材のリサイクル工場の稼働も昨年から始まっていて、今年稼働分を含めて年1000tのCO2削減効果。要するにこの会社の業績が上がれば上がるほど、机上のCO2削減は大きくなるということで、テーマとしては極めて強いね。
株主構成を見てみると、ヒノキヤ以外は見たことがある海外大手とファンドがずらり並んでるんですよね。これは先々を見据えた株付けかな?株主登場時期が比較的最近なんだよなぁ。そのお蔭なのか、空売りは20年9月で全ての機関が義務消失となっています。多分今後も海外大手の空売り対象にはならないかなと思います。
あとは、新市場区分はプライム市場を選択していて21/12/20に基準適合の計画書を公表していますが、流通株式関連の2つ(時価総額&比率)が不適合で、このセットだと株価を上げるしか道はないと思うんですよね。計画書を見ると2年で+20%くらい。会社四季報の来期EPSが40円なのでPER20倍強ってところですね。まぁいけそうな気もしますし、ダメなら連結孫会社上場なんだからヤマダになんとかしてもらいましょう。
株価は21/10/27の558円から11月に急伸して、21/12/8につけた直近高値の767円から現在価格は▲10%くらいの水準で押し目をつくっています。11月の3Q決算発表では、3Q単体は良くて3Q累計は良くなかったんだけど、例の「不安材料出尽くし感」で買われたってことでしょう。

ということで、テーマ性◎。業績は悪くないがそこそこで△。親会社筋からのTOBの可能性○。割安度はさほどなので△。
2月の決算発表で材料とセットで今期好予測とかだとガンと上げるかもね。

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ヤマダグループの3社、ヤマダは買い、ヒノキヤはステイ、日本アクアは様子見って感じですかね。FYI(*^_^*)

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