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当面意識したい株式投資テーマ「節電」

おはようございます。昨晩も11時前に就寝して5時起き。もう1時間くらい寝られればいいんですが、この後に2度寝で補います。
今回は、企業研究の一環として、投資テーマから関連が深い企業を考えましょうという記事です。

節電

これはカーボンニュートラル関連で国策(補助金等)も絡むので、岸田政権の参院選後の動きを見ていても、かなり強いテーマになると思います。ただ、関連銘柄がわかりづらいので難解なテーマですね…。
なぜ難解なのかというと、節電自体、現時点で最有効手段が確立されていないことに尽きる。大きな手段としては、❶消費電力を抑える、❷消費ピークをずらす、❸熱効率を高める、くらいなのかな。どれも決め手に欠けるから総合的に進める必要があって、関連企業の業績を大きく引き上げるほどにはならなそう。ただ、長期で強いテーマなので、それぞれのテーマのトップ銘柄が恩恵を受ける、みたいな感じかなと思います。

デマンドレスポンス(DR)

最近耳にする機会が増えましたが、経済産業省によると「卸市場価格の高騰時または系統信頼性の低下時において、電気料金価格の設定またはインセンティブの支払に応じて、需要家側が電力の使用を抑制するよう電力の消費パターンを変化させる」ことと定義されています。
具体的な手段は①電気料金型デマンドレスポンス、②ネガワット取引だそう。元記事を貼っておきますね。

これに岸田政権施策の③ポイント制導入みたいのが加わる感じなのかな?既報だと、家庭向けに2,000円相当のポイント付与だそう。4169エネチェンジが電力会社向けにシステム販売しようとしてますね。DRをイメージしやすいので開示情報を貼っておきます。

節電ソリューション

色々調べていますが、あまりピンとくるものはない。電機メーカーの空調制御系は高すぎるんだよな…。そうなると、3076あいホールディングス傘下のドットウェル ビー・エム・エスが取り扱う「AI-Glies」は、高圧・個別空調のビジネス向け節電サービスとしては非常に良い。脱炭素エキスポで発見。節電サービスのトップになってくれれば、株価も跳ねますね。

断熱材

これは家庭の熱効率向上に一番効く気がする。1429日本アクアの断熱材事業に注目していますが、今のことろ株価はかなり狭いレンジで上げ下げしている印象。今のことろ、断熱材を開発して一生懸命販売している会社は日本アクアくらいしか見つからないので、長期では一推しなんですが、まだ買わなくてもいいかなって思っています。

あとは、建物緑化とか窓に何か貼るみたいな節電方法もありますが、まぁ業績に影響するほどの話にはならないでしょう。DRのポイント制が具体化してくると、家庭向け節電関連の銘柄や蓄電との関連性があぶりだされる気がします。引き続きテーマ研究していきましょう。

関連銘柄まとめ

1429 日本アクア<P>
3076 あい ホールディングス<P>
4169 エネチェンジ<G>

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