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黒赤アトラクサ的機械兵団の進軍カード雑感

多元宇宙の突破

点数で見たマナコストはアトラクサと変わらないが、こちらは黒単色のため容易に手撃ちできる。
相手のカードもパクれるだけでなく、10枚切削する効果もあるため墓地にアトラクサがいなくても撃ちやすい。


ぎらつく氾濫

対緑白アグロ用全体除去。
サイドボード枠ではあるが、黒赤だと兄弟仲の終焉という強力カードがメインから採用できるためこのカードを採用するモチベーションは低め。
破壊不能を付与するインスタントなどが爆裂流行ればサイドに取るかも?
今のところは無し。


リアニメイト先として。
やってることはルーン傷の悪魔と大して変わらない。
黒単色なので手撃ちしやすいが、アドバンテージはアトラクサで取るのでさすがにいらなさそう。
微妙に重いのも気になる。


炎の中へ

全体2点と手札入れ替えのモード呪文。
手札入れ替えはボトムへ送るためリアニメイトの仕込みに使えず、2点火力では死体鑑定士や墓地の侵入者が落ちないので中途半端。
兄弟仲の終焉と違いバトルにもダメージが入るので、後述するバトルを採用するならもしかしたら使えるのかもしれない。


石術の連射

引き裂く流弾の系譜の対白青火力。
相手が白青でなくても撃てるようになっており、近年の同系のカードの中でも上質。
兵士や青単が増えればサイドに取ってもいいだろう。
特に青単に対する除去として考えると、トレイリアの恐怖や傲慢なジンにも効く1マナの除去は待望のもの。


ナヒリの戦争術

除去として見ると3マナは重たいが、オマケでアドバンテージを取ることができる。
1枚程度であれば刺してみても面白いのでは?
バトルにダメージが入る点も将来性を感じる。


先駆的な歴史家

2マナでタフネス3は黒赤ではなかなか貴重。
赤単相手に序盤の壁として使い、終盤リアニメイトしたアトラクサに速攻を付与するのはどうだろうか。
競合は苦々しい再会。
あちらは終盤トップしてもルーティングで使い道があるが、速攻付与に1マナ余計にかかってしまう。


火山の悪意

火の予言の上位互換。
アグロのクリーチャーをいなしながら手札入れ替えをできるのは嬉しい。
欲を言えばルーティングにして欲しかった。
強力カード削剥のポジションを奪えるかが一番の問題。


デジェルとハゾレト

ライブラリーからアトラクサを踏み倒せる。
生きているのはとても良いのだが、出したターンに効果を使おうとすると手札を1枚以下にしなければならないのが難しい。
上述した先駆的な歴史家で無理やり速攻を与えて殴るという手もある。
また白タッチする必要があり、マナベースにも不安が残る。
マルドゥアトラクサとしてまた違った構築が必要となるだろう。


クロクサとクノロス

6マナのリアニメイト手段。
戦場に出た時も誘発するため、デジェルとハゾレトより信頼性が高い。
単純に6/6のボディに絆魂が付いているのも強い。
これとアトラクサが並べばかなりのプレッシャーとなるだろう。
上記の先駆的な歴史家を釣れば速攻付与で6点ゲインして急場を凌ぐこともできる。
アトラクサを釣って苦々しい再会を起動すれば合計13点ゲイン。
やはりタッチの白捻出が課題。


伝承師、クイントリウス

エンドに墓地のアトラクサ追放してスピリット生成→返しのターンでスピリットサクって効果起動の手順を踏むことでアトラクサの蘇生が可能。
とりあえず5/3/5警戒の壁にはなるのだが、1ターン生きて帰ってこないといけないのは非常に厳しい。
黒赤のリアニメイトではなく、白赤でデジェルとハゾレトとセットで運用する新しいデッキができないだろうか?
マナ域は被っているのだが。


原初の征服者、エターリ/原初の病、エターリ

自分と相手のライブラリーから踏み倒し。変身はオマケ。
アトラクサと点数で見たマナコストは同じだが、赤単色のため手撃ちしやすい。
ランダム性が強くアトラクサを踏み倒せるとは限らないが、少なくとも2毎分のアドバンテージは得られる為それでも十分。
エターリからエターリに繋がるのが一番面白いので複数採用したいのだが、アトラクサと合わせてたくさん取るのは難しい。


カーサスへの侵攻/屈折エレメンタル

1マナ重くなった兄弟仲の終焉のような使用感。
アーティファクト破壊のモードが無いためクリーチャーデッキ以外には腐るが、そこは変身でカバー。
変身後の4/4はまあまあ頼もしい。
1ターンの遅れをカバーできるかと、マナカーブの調整が問題ではあるが採用も十分にあり得るのではないだろうか。


メルカディアへの侵攻/カイレンの火炎職人

表面は苦しめる声の系譜のルーティング。
裏面は速攻付与のスペルシェイパー。
役割は苦々しい再会と似ているが、裏面の効果の起動コストが重すぎるのが大問題。
生きているのは非常に良いのだが、やや仕事がとっ散らかっている印象。
バトルの使用感がまだよく分かっていないので、使ってみたら案外苦々しい再会よりいい可能性もある。


タルキールへの侵攻/果敢な雷口

基本は2マナ2点火力。
軋賜や殉至を持っていれば3点以上の火力にもなる。
2マナソーサリーなら3点以上の火力は欲しいが、たくさんドラゴンを採用するのは難しい。
せめてエターリが恐竜じゃなくてドラゴンだったなら……
1枚刺して使ってみて最終的に抜ける枠になってしまいそう。


アズゴルへの侵攻

色のあったバトルではあるが、ただの布告だけではやや味気ない。
シェオルドレッドの勅令という強力な布告があるのも向かい風。
裏面も悠長。
アトラクサの能力で手札に加える枚数を増やすために1枚だけ除去と差し替えてみるか?


エルガモンへの侵攻/トルーガの断崖突き

宝物生成と手札入れ替えのできるバトル。
苦々しい再会の枠だが、手札が減る代わりに宝物が出るのが強み。
アトラクサを墓地に仕込みつつ色マナを用意できるためデッキには噛み合っていそうなのだが、やはり緑マナの用意がしんどい。
緑を濃く取ってジャンドアトラクサにする必要があるだろう。


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