mtg読み物解説 ファイレクシア：完全なる統一 メインストーリー第二話 ぐらつく礎
要約
エルズペスとケイヤはお互いの近くに着地した。
ミラディンの地理に詳しいエルズペスの案内で、2人は難なく溶鉱炉階層へと辿り着いた。
溶鉱炉階層では先に辿り着いたプレインズウォーカーが待っていた。ナヒリ、魁渡、タイヴァー、ジェイス、そしてコス。
ジェイスは、今回の作戦はファイレクシアの最下層にある種子中枢まで出向き、多元宇宙に伸びようとしている世界樹の複製を酒盃で破壊することであると皆に伝えた。
メリーラはミラディンへの被害を鑑みながらも、ファイレクシアの層状構造と種子中枢までの道のりの情報を提供した。
空僻地で手に入る呪い金で武装し、ドロス窟へ続くトンネルに向かう一向。
メリーラはナヒリの感染に気づいたが、治療には数日を要する為、ナヒリは感染と共に冒険を続けることを選んだ。
突入したプレインズウォーカーのうち半数が合流。
ナヒリは着々と死亡フラグを立てているが大丈夫か。(大丈夫ではない)
用語解説
エルズペス・ティレル
カペナ出身のプレインズウォーカー。人間の女性。
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直前の登場がニューカペナの街角だったせいでえらい豪華な画像を貼ってしまったが、こんな格好でファイレクシアに突入してはいないと思う。
正義感と責任感が強く、困っている人を放って置けない英雄気質の女騎士。
故郷であるカペナをファイレクシアにほぼ滅ぼされている恨みもあり、妥当ファイレクシアに執念を燃やしている。
ファイレクシアンによく効く光素や、光素を纏ったラクシオールという剣をニューカペナで入手しており、何故かファイレクシアの油に対する免疫を持っていることから対ファイレクシア性能は高い。そこそこ厚着だし。
ケイヤ・キャシール
トルヴァーダ出身のプレインズウォーカー。人間の女性。
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幽霊暗殺者の名の通り、幽体化の魔法を得意とする。自身や身につけた武器だけでなく、他者を幽体化させることも可能であり結構なチート能力。
その無敵の幽体化能力でファイレクシアの油の脅威を綺麗に避けながら進む。
幽体化能力でテフェリーの時間旅行を間接的に目撃している為、酒杯の起動方法を知っている。
コス
ミラディン出身のプレインズウォーカー。人間男性。ヴァルショクの槌族の為槌のコスと呼ばれる。
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地操術という、読んでそのまま大地を操る技を使う。
ナヒリの石術と何が違うのかはよく分からないが、メリーラ曰く違う物らしい。
貴重なミラディン人のプレインズウォーカーであり、自身の生まれ故郷の為に戦っている。
ミラディンの傷跡で登場して以来ずっとミラディン及び新ファイレクシアで戦っていた為登場の機会が少なく、前回カード化してから実に12年ぶりに新カードとして登場した。
今回のストーリーではかなり影が薄い。
12年も姿をくらましていたので調子が上がらないのだろうか。
世界樹/次元壊し
カルドハイムに存在する巨大な樹。
カルドハイムは次元の中で更に10の領界に分けられており、領界同士はこの世界樹によって繋がっている。
緑の法務官ヴォリンクレックスにより世界樹の一部がファイレクシアに持ち去られており、そこからジン・ギタクシアが研究して世界樹を複製したものと思われる。
ファイレクシアにより複製された世界樹は次元壊しと呼ばれており、ファイレクシアと他の次元を繋ぐ作用がある。
ファイレクシアンは次元を渡ることができない為他の次元を侵攻することができなかったが、次元壊しによってついに他の次元をも手に入れることができるようになってしまった。
酒杯
ウルザが作った物を、カーンが複製したものを、サヒーリが複製したもの。
いわばコピーのコピー。
その正体と用途は強力な爆弾。
ウルザが作ったものは兄弟戦争の末期に使用され、ミシュラ率いるファイレクシア軍とドミナリア軍の戦争を終わらせた。
カーンの手によって複製され、妥当ファイレクシアの決戦兵器とする予定であったが、完成化したアジャニに奪われてしまう。
幸いにもカーンが詳細を残していた為、卓絶したアーティファクト技師であるサヒーリにより改めて複製された。
時間旅行をして直接ウルザから聞いたテフェリー、それを見ていたケイヤ、そのケイヤの記憶を除いたジェイスが起動方法を知っている。
呪い金
ミレックスの空僻地で取れる金属。
ミラディン人のカードイラストに六角形の構造物がよく描かれているが、これが呪い金である。
ファイレクシアの油の侵食を遅らせ、ファイレクシアンへはダメージを与えることができるいわば特攻武器。
ファイレクシアに隅々まで汚染されたミラディンの、いわば最後の抵抗とも言える逸品。ミラディンの傷跡ブロック時点では存在していなかったものである。
タイヴァーは自身の材質をこの呪い金に変えることで、対ファイレクシア最強兵器となる。
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