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忙しい人のためのストーリー解説:ブルームバロウ第5話 噴水港の黄昏

忙しい人向けの概要

一行は残虐爪の手掛かりを求めて噴水港に到着した。災厄の獣が関わる一大事であることから、グラルブ王に助力を求めた。だが、実は残虐爪を使って災厄の獣の卵を盗み出したのはグラルブ王その人であった。

グラルブ王は残虐爪をけしかけ一行を黙らせようとするが、そこにタンポポ野原で出会ったドラゴンホークとマーハが現れる。マーハの力は圧倒的で、ドラゴンホークを難なく撃退した。
メイブルはマーハの考えが分かるかのように災厄の獣の卵を差し出した。マーハは卵を受け取ると満足気に飛び去った。

一行の旅は終わった。
長い旅程を経てグッドヒルに帰ると、村の一同は一行を暖かく迎えた。ヘルガはグッドヒルに移り住むことになった。ラルはジェイスの手がかりを追い、プレインズウォークでブルームバロウを後にした。


忙しくない人向けの用語解説

噴水港

その名の通り、大きな噴水がシンボルとなっている街。グッドヒルやポンドサイドと比べるとかなり栄えていて都会じみていることが伺える。
カエルフォークの魔法使いであるグラルブ王が治めている。
年中祝祭をやっているらしい。


グラルブ王

メイブルの瞬獄殺を受けるグラルブ王

カエルフォークの王様。どの範囲を治める王なのかはよく分からないが、ブルームバロウ全体ということはないだろう。ポンドサイドやグッドヒルもかなり距離がありそうなので、噴水港ないしは噴水港を有する国の王と考えるべきだろう。
本ストーリーのヴィランにして諸悪の根源。
グラブル王ではない。
災厄の獣が暴れていた原因は残虐爪が災厄の獣の卵を盗んだからであり、残虐爪に大金を払って卵を盗み出させていたのは他ならぬグラルブ王であった。
その目的は災厄の獣を魔法で制御し圧倒的な力を手に入れること。

ストーリー終盤の戦いに突如ドラゴンホークが乱入したことにより魔法のポータルを展開し姿を消した。
その後が描かれておらず、裁かれてもいないためサイドストーリーか何かで盛大に裁かれてほしいところ。

魔法で水を操り拘束や攻撃をするだけでなく足元の水を浮かせて宙に浮いたりポータルを使って移動するなど多彩。さすが王。


残虐爪

グラルブ王に金で雇われていたなんだか分からないが悪い奴。赤いコートで片目に傷のあるイタチフォーク。毒を仕込んだレイピアを使っており、悪い。
さらにダイアシェイド社なる組織に金を払って傭兵を雇っていた。恐らくポンドサイドの川辺でものあさりをしていたのもダイアシェイド。要するに残虐爪は代理店である。

メイブルの持つチート武器とチート回避の前に敗れ命乞いすらせず首を差し出すがメイブルは命を奪わず改心を促した。もうプライドはボロボロである。


暗中の王

ラルの去り際にヘルガが予見した「暗中の王たちが帰還し、青の魔道士が終末をもたらすだろう」とはなんのことだろうか?
青の魔導士は間違いなくジェイスのことだと思うのだが、暗中の王たちが何を表すのかが不明だ。

ブルームバロウにグラルブ以外の王が帰還するのだろうか?それとも災厄の獣のような強力な存在が帰還するのだろうか。
なんなら、ブルームバロウ以外の次元の話かもしれない。
王政を敷いている次元といえばエルドレインだろうか。暗中も何もケンリス王は死んだのだが……

なんにせよ、サイドストーリーでの補完が望まれるところである。


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