mtg読み物解説 カルロフ邸殺人事件 第3話 後悔の影
概要
エトラータはラヴニカ魔法探偵社からアゾリウス評議会に引き渡され、パーティはお開きとなった。
少し落ち着いたところで、ケイヤは話したいこととは何だったのか、テイサに訪ねた。
テイサは少し時間が欲しいと言うので、ケイヤは3日という期限を提示した。
刻限の3日までの期間をラヴニカで過ごすケイヤのもとにケランが現れる。
エズリムからの使いで現れたケランだが、彼の目的はもう一つあった。プレインズウォーカーであるケイヤから父オーコの情報を手に入れることだ。
残念ながらケイヤはオーコのことを何も知らなかったが、ケランとの親交は深まった。
エズリムの要件とは、ラヴニカで発生した殺人事件の捜査の指揮をケイヤに取ってほしいと言うものだった。
ケイヤはそれを断るとラヴニカ魔法探偵社を後にした。
帰宅中のケイヤをオルゾフの急使が呼び止めた。テイサからの呼び出しだ。
呼び出しに応じ妙に人気のないカルロフ邸を訪れたケイヤは、テイサの死体を発見する。
合わせて発見した紙切れには、テイサの筆跡でファイレクシアの文字が書かれていた。
一方、探偵プロフトはアゾリウスの留置所に拘留されたエトラータのもとを尋ねた。
エトラータは腕利きの暗殺者だが、それにしては今回の仕事は杜撰すぎる。真実を確かめに来たプロフトに、エトラータは犯行の瞬間を覚えていないと言う。
彼女は気付いた時にはセレズニアの装いでパーティ会場にいたというのだ。
プロフトは真実を求め、檻の鍵を外すとエトラータと共に留置所を後にした。
用語解説
今回、新登場のキャラクターが全然いなくて解説することが本当に無い。
オーコ
どこかの次元出身のプレインズウォーカー。フェイの男性。
シェイプシフターでもあり、自他問わず生物の姿を変化させることができる。また、精神操作も得意とする。
エルドレインにて人間の女性と恋に落ちケランを授かるも、その後行方が知れなくなっている。
サンダージャンクションで再登場するのでは?という噂がある。
ファイレクシア語
一本の長い線をベースに引っ掻き傷のようなものを書き加えることで構成されている文字。
その名の通りファイレクシア人が好んで使う。
ファイレクシア語で書かれたカードも存在してとり、非常にテキストが読みづらい。
ちなみにファイレクシア語は英語をベースにした架空言語であり、置き換えのルールが分かれば読むことができる。
詳しくはこちらの記事参照。
ジェイスとヴラスカ
ファイレクシア:完全なる統一ストーリー中にファイレクシアの油に感染。ファイレクシアンとして完成する。
その後ヴラスカはラヴニカへ、ジェイスはどこかの次元(詳細不明)へとプレインズウォークし次元を侵攻した。
ヴラスカはラルの手により倒されるが死体が見つかっておらず、ジェイスに至っては侵攻の様子すら描かれていないため生死不明の状態にある。
ノーンの死を以てファイレクシアの油は不活性化したが、その際にファイレクシアンは皆死亡している。
ニッサやアジャニのようなごく一部のプレインズウォーカーは蘇生したが、これは外科手術と癒し手であるメリーラの犠牲あってのものである。
ジェイスとヴラスカが仮に生き延びていたとして、その後どうなっているかは定かでは無い。
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