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忙しい人のためのストーリー解説:ダスクモーン第2話 パーティーを分けてはいけない

忙しい人のための概要

ダスクモーンに突入した一行の後ろで、ついさっき潜ったはずの扉がいつの間にか消えていた。
この館は目を離した隙に変化する特性があるようだ。
一行は常に互いを視認し合うためにパーティを組んで移動することとした。
しかしながら、館の中で助けを求める声が響き渡った。英雄的素質を持つタイヴァーは走り出し、タイヴァーを止めるためにジモーンがその後を追いかけると2人は一瞬のうちに姿を消した。
続いて魁渡の足元が大きく割れ、彼1人だけが飲み込まれた。
放浪者とニコはその場に残された。パーティは3つに分断された。

仲間を探し彷徨う放浪者とニコは危険な剃刀族と遭遇しそうになるが、ウィンターと名乗る男の機転によって救われた。
彼はずっとこの館にいるらしく、この館から出ることなどできないと言う。


忙しくない人のための用語解説

パーティを分けてはいけない

ホラー映画の基本。戦力の分散投入は悪手。
お前はあっちを探せ!俺はこっちを探すも、俺は1人で部屋に戻るからな!誰もはいってくるんじゃないぞ!もどちらも立派な死亡フラグである。
ホラーは恐怖の元を秘密にしておきたいのでチマチマ1人ずつ殺していくのだ。
纏めてたくさん死ぬより1人ずつ死んだ方がショックもでかいし色んな死に方が楽しめるというものだ。
はぐれたはずの仲間の凄惨な死体を見せつけられて絶望するのもお決まりの展開だが、果たして死者は出るだろうか?


スコフォスの迷宮

 「最も危険な迷宮は、自ら内部構造を変化させることがあります」ニコが言った。「それがテーロスに特有のものだという理由はありません」

テーロスの迷宮といえばスコフォスの迷宮だろうか。ギリシャ神話に登場するミノタウルスの住む迷宮を元に作られたカードだが、ストーリーには関わらなかったためその詳細は不明である。
実はスコフォスの迷宮は内部構造が変化する不思議のダンジョンだったのだろうか。


フラクタル

幾何学の概念であると同時にクアンドリクスのマスコットの名前でもあり、ややこしい。
本ストーリー中ではクリーチャータイプの用法では使われていなさそうだ。少なくとも今のところは。
ジモーンがフラクタルって言ってたら、なんか幾何学模様とか繰り返しの理論とかそんな感じのことを言ってるんだなと思っておけば良い。


剃刀族

ダスクモーンの生存者の成れの果て。他の生存者を拷問し苦痛を与えることを喜びとしており、ボイラービルジにある剃刀迷路と呼ばれる区画を縄張りとしている。
今回登場した個体はフラッドピットにいるようだが、2つの区画は案外近いのだろうか。
ボイラービルジは赤緑の領域のように見えるのだが、剃刀族はかなりラクドス教団な見た目をしている。
大変危険な存在であり遭遇した場合は完全に殺害しない限り助かることは難しいらしい。今回のストーリーでは殺害に至っていないため再登場することが予想される。


ウィンター

手前から2番目の袖なしコートの人。手前は剃刀族のおじさん。

ダスクモーンに囚われていると思しき生存者。この館について詳しく剃刀族への対処法を知っている。剃刀族の脅威から放浪者とニコを救ったため、現時点では悪いやつではなさそう。
どうやら長い間館に囚われているようだ。
危険極まりない館の中で生き残っている時点でかなり怪しい存在だが、仮に生存者だとしても館に囚われて剃刀族になってしまう可能性もある。


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