【海外研修を終えてvol1】〜教育委員会訪問編〜


台湾の教育🇹🇼

海外研修を終えてvol1】〜教育委員会訪問編〜

《不登校対策》
本研修では、そのテーマの1つとして、不登校について情報交換を行いました。(以下、漢文回答を翻訳し、一部抜粋したもの)

☆台湾では、毎年、1.7億元の予算を投入!
93学年度【4156人】から、111学年度【2504人】に減少しました。

◎各自治体が予防・通報追跡を申請し、多面的に教育指導措置、高関心課程、関係者と知能訓練などの復学指導項目を補助しています!

1.予防的な仕事〜コミュニティ資源を結合して、退職した教師や指導ボランティアを導入し、補助制度を推進…。体験、技芸教育などの適性課程を提供。育成、生涯指導、サービス学習などの課程で、学習興味と動機を高め、自信を養う。

2.通報追跡業務〜コミュニティ資源を結合して、中退生及び指導復学資源(支援)ネットワークを構築。例えば、社政単位、家庭教育センター、学生指導相談センター、民間団体またはコミュニティ、親ボランティアが事例インタビュー、家庭インタビューインタビュー、親職教育指導、家庭指導相談などの業務を処理する。

3.多面的指導措置〜保護者または法定代理人の同意を得て、学生のニーズと特性を考慮し、適性コースを提供し、法治観念、人間関係技術、生涯計画などの概念を強化し、適応能力を高め、家庭の変化や家庭機能障害のある学生が教育権益を享受できるように支援する。

4.成果の共有と経験の伝承〜定期的に統計を整理し、所轄の学校の中退及び再中退の原因を分析し、解決策と対応戦略を検討し、定期的に指導業務経験の共有と学習伝承セミナーを運営し、関連局を招いて共同研究策を共同で検討している。

※以上は、漢文の回答を翻訳したもので、概要を大まかに把握したものになります。

これらの情報から私自身が読み取ったこととしては、
《予算を投じ、不登校になった児童生徒に合った教育を施し、その解決に至った例を共有して、全国的に広めている!》

その中には当然、不登校になる前に、現在の学校おいて、興味・関心と学習意欲を高め、自信を養う環境を提供することがその予防措置として挙げられています!

台湾において不登校者数が減少していることは、とても注目すべきことであり、更に詳細に、その取組を学んでいく必要があると感じました!

☆写真は、新竹市役所☆
(教育委員会訪問)

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