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小学2年の息子、オンラインゲームを始める

久しぶりの投稿になりますが、我が家は元気に過ごしております。

秋から、小学2年生の息子がお友達とオンラインゲームを始めました。
今回は、オンラインゲームを始めるまでの経緯や、始めた時の様子をお話します。

オンラインゲームについては、それぞれの地域やご家庭で考え方が違うと思います。
賛否両論あるとは思いますが、あたたかい目で見ていただければ嬉しいです。

オンラインゲームを始めたきっかけ

去年の秋ごろにSwitchのマインクラフトを息子へプレゼントした頃から、同じ趣味のお友達と繋がることができました。

それまでもお友達はいたのですが、気難しいアスペルガー体質の息子がなかなか心を開けるようになれず、息子は登校拒否気味に。
でも、そのお友達と繋がったことで登校拒否もほぼ解消されました。

その後さらにゲームつながりのお友達が増えたのですが、コロナがまた猛威をふるい始め、休日もなかなか行き来できない日が増えてきます。

そんな中で、オンラインの話が出ました。
最初は、
「小学2年生でもうオンライン!?」
と思っていたのが、正直なところです。

親同士がつながっている今こそタイミングかもしれない

我が家は息子ひとりだけですが、たまたま他のお友達はみんな上に兄姉がいる子ばかりで、オンラインはすでに経験済みで身近な状態でした。

そして、毎週のように遊んでくれるお友達とは、行き来する時の送迎でお会いするご両親とも顔なじみ。
オンラインについても、皆さん本当に親身に相談に乗ってくれました。

そんな中で、こうやって親同士でつながっている間に始める方が、息子をサポートしやすいのではないかと、考えが変わりました。

初めてのオンラインゲームは、Fortnite

息子たちが初めて遊んだオンラインゲームは、Fortniteです。

最近のゲームに疎い私でも、Fortniteの名前くらいは知っていましたが、勝手にもっとグロテスクなイメージがありました(笑)
実際は、遊び方次第かもしれませんが小学校2年生でも大丈夫そう。

今では我が家では、家族でワイワイ言いながらやっています。

この時期からオンラインをするには、設定が大切

どうやらこのゲームは、通常イヤホンマイクをつけて会話をしながらゲームをするんですね。
オンラインを始めるにあたり、夫がこだわったのはこのイヤホンマイクの部分でした。

イヤホンマイクでは、会話の中身が聞こえません。
始めのメンバーだけなら会話の中身はさほど心配しませんが、オンラインゲームを始めると一気にフレンドが増えるはず。
その増えたフレンドへの管理が、私たち親の心配のタネでした。

テレビにつないで会話をチェックできるように設定

夫が調べていくと、イヤホンマイクではなくテレビから相手の会話が聞こえてくるように設定できるアイテムが見つかりました。

最初は少し設定に苦戦しましたが、何とか我が家でも使用可能に。
ようやく我が家でもオンラインゲームが開通しました!

平日のゲーム時間は親同士でルール設定

1日にゲームできる時間は、各家庭でルールが違いますよね。

毎日親同士で打ち合わせするのは大変なので、開放時間を決めました。
メンバーみんながだいたい晩御飯を食べ終わる時間~1時間くらいを目途に許可をしています。

少し早く参加し始める時もあれば、宿題やお手伝いが終わらずに遅れたりその日は参加できないことがあったりすることも。
条件が一番ゆるいのが我が家でしたが、各家庭でルールが違うので、相手に強制しないのも息子と約束しました。

息子は最初お友達が参加するのを待ちきれずに苦戦していましたが、それも息子には貴重な社会勉強になりました。

子どもだけでオンラインゲームをさせない

これは我が家だけの話ですが、
我が家ではまだ息子に個室を与えておらず、居間のテレビでSwitchを遊ばせています。

普段からなるべくTVで遊ばせることで、画面からの距離も離れるし、息子がどんなふうに遊んでいるか親が確認することもできます。

オンラインゲームをする時は、基本的に私か夫が近くにいて、なるべく一人では遊ばせません。
最近はだいぶ慣れてきたので、安心できるメンバーの時は少し放置することはありますが、知らないメンバーが1人でもいる時は離れないようにしています。

フレンドとのトラブルも経験

元々のお友達とオンラインゲームをしている間は、普段でもケンカしないくらい仲良しなのでトラブルはありませんでした。

…が、いつまでもそのメンバーとしかオンラインゲームをしないわけにはいかず、他の同級生や友達の友達などフレンドが増えていくにつれて、少しずつトラブルも出てきました。

仲間はずれに巻き込まれる

よそのお友達間でトラブルがあり、息子にもその片割れを仲間はずれにするようにオンラインで話が来ました。

最初からしばらくは、私も口をはさまず様子を見ていました。
いつも平和なお友達と仲良くさせていただいている息子は、どうしたら良いのかわからず困っています。

さすがにこれ以上は難しいだろうなというところで、ちょうどゲームも区切りがついたので一度息子に中断させ、その後は息子とどうしたら良いか話をしました。

今回はたまたま実生活でも息子とトラブルになっている案件がある子だったので、親同士でも解決へ向けて話し合いををさせてもらいました。

それとは別に子どもたち同士でも、話し合いをしたようです。
息子はちゃんと悪いことは悪いと伝えられるか心配でしたが、できるだけのことは伝えたようです。

つながったフレンドが誰だかわからない

お友達のフレンドと繋がってみたものの、そのフレンドが本当は誰なのかわからないことも度々ありました。

息子からフレンド申請する場合は、実生活で誰だかわかっている人だけと約束していましたが、向こうからフレンド申請される場合もあります。

基本的にはお友達のフレンドなので、それなりに信用度はあるのですが、中には実生活では息子と仲が悪い(息子がいじめられていた)相手だったりもするわけです。

それはそれで結果オーライで、オンラインのフレンドになることで仲良くなったという子もいました。
オンラインゲームでもやっぱり相性悪いという子もいましたが(笑)

逆にオンラインゲームをすることで良かったこと

オンラインゲームは息子にはまだ早いかなと思いながら始めましたが、実際に良かったこともたくさん有りました。

お友達の家庭のルールを知ることができる

我が家はアスペルガー持ちということもあり、メンバー内では一番制限が少ない状態でした。

息子にきちんと教えていなかった私たちが悪いのですが、今回の経験で、息子にはよその家庭にさまざまなルールがあることを理解することができました。

  • 本人の習いものや親の帰宅時間によって、晩御飯の時間が違うこと

  • テストの成績や、宿題の進み具合によってゲームを許可してもらえない日があること

  • 1日にゲームできる時間が限られていること

  • 課金できる家庭と課金できない家庭があること

などなど。
その中で息子は、どれだけゆるいルールの中で自分がゲームしていたかを知りました。

そして、そこに干渉しないということにも、数日かけて慣れていけるようになりました。

息子もオンラインゲームに向けて、頑張るようになる

よそのご家庭のルールを知るうちに、息子は我が家のルールも厳しくなることを恐れたのでしょう(笑)
息子なりに色々と頑張るようになりました。

  • 放課後の預かり先で、宿題を済ませてくるようになった

  • お手伝いをするようになった

  • 寄り道をしないで、まっすぐ帰宅するようになった

など、息子なりにできることから少しずつ頑張りが見られるようになりました。
まだ持続できないけど、動き始めただけでも息子には大きな進歩です。

結論:親が介入できるうちに始めて良かった!

オンラインゲームに参入してから数か月たちましたが、私たちの場合はこのタイミングで始めることができて、良かったと思っています。

親がサポートしながら慣れていく重要性

息子はアスペルガーという特性上、社会性や人間関係の構築が得意ではありません。

もし、もう少し年齢が進んで親が介入できなくなってからオンラインゲーム始めたとして、何かトラブルに巻き込まれた時に息子は対応できるのか。
正直、ものすごく不安です。

親が介入したり一緒に参加したりしながら(実際に夫も別アカウントで一緒に遊んでいます)、楽しく遊べるように見守ることで、良し悪しやこれ以上は危険ということを実際に現場で確認することができます。

特に課金に関する部分は、夫が一緒に確認しながら慣れていくことで、息子はかなり不安が解消されているようでした。

悪い抜け道を入れ知恵するフレンドもいますが、もう息子の中でも良し悪しの基準が、だいぶ確立されてきたように思います。

コロナ禍でもお友達と繋がれる貴重な時間に

私たちが住んでいる地域は、コロナの陽性者が多い地域で、頻繁に外出制限や学級閉鎖が起こります。
また陽性反応が出ても、元気なお子さんも多いようです。

そんな中で、なかなか遊びたいメンバー全員が集まるのは難しい日々が続いていますよね。

そんな中で、実際に会話しながら遊べる時間は、とても貴重です。
息子の場合は勉強よりも、お友達とどうやって関係を築くかの学びが大切なので、このオンラインゲームは本当にありがたい環境でした。

いつ始めるかよりも、誰と始めるかが大切

何より実感したのは、始める時のメンバーが大切ということ。

今回は、実生活で親同士も含めて本当に仲良くさせていただいているメンバーで始めることができました。

始めるにあたり環境設定やルール決めについて、親同士でも相談できる方がいて、とても恵まれた環境の中でオンラインゲームを始めることができました。

これは本当に親御さんたちに、感謝です。
とても親子ともに心強かったです!

今年は3年生になりクラス替えの学年になるので、お友達関係がどうなるかわかりませんが、息子にはとても良い経験になったと信じています。

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