私の使命は子孫を残すこと

私は物心ついた時から

「私の使命は子孫を残すこと」
「ご先祖さまのDNAを繋いでいくこと」

これが私の幸せと思って生きてきました。
本気で。47年間!
両親、ご先祖さまの幸せだと・・・

そうなった背景には兄弟が体が弱かったこと、
幼い頃に祖母の家に預けられて毎日ご先祖さまに
手を合わせ、お墓参りをしたり、
明治生まれのひいおばあちゃんと過ごした日々も
大きかったと思われます。


だから好きな人が出来てお付き合いしても
この人は両親に気に入ってもらえるのか

とすぐに考え始め


合わせた時のシミュレーションをし

ダメだとわかると
もう別れる時のシミュレーションを始める(勝手に)

お付き合いして楽しい気持ちも味わったけれど

結婚を申し込まれると

あの使命を思い出し
自分の本当の気持ちがわかっていないから
自分が本当にどうしたいのかがわかっていないから

自分が我慢したら丸く収まる
みんなハッピーになれると

耐える主人公
被害者ヒロインになり

笑顔は消え失せ

結局自分の気持ちがモヤモヤして


そんな気持ちを察してくれない相手に対して

私のことなんてわかってないのに
何で結婚申し込むわけ??

と勝手に逆ギレ。ガッカリする


自分の気持ちがわからない
言葉に出来ない

嫌いじゃないけど結婚できない
○○がハッキリしないから嫌だと相手のせいにしたり


自分の気持ちを素直に話せず

わからないから話せなかった
本心を言うことは自分勝手なわがままだと
変に思い込み

結局は

別れましょうと自分で告げて
終わりにしていました

いくら付き合っても婚活してもお見合いしても

自分がどんな人が好きなのかもわからない

好きに理由はないとかいって

本当の自分の気持ちを感じることを忘れて

人のために生きることがお役に立てて良いことだと

自分を2番目にセッティング


これを物心ついた時から続けて45年

生きていて心の底から楽しい、悲しい、嬉しい
と感じることはほぼありませんでした

どこか自分の人生を傍観している

本当はワーってみんなと楽しみたい、叫びたい

でもできない


馬鹿だと思われたくない
私はそんなもんじゃない
きっといつか真面目に生きていれば報われる


信じてきたけど
全く幸せを感じられない

何かおかしい
自分がおかしいんじゃないか

そんな風に思い始めたのは40歳手前の頃でした。

つづく

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