町田についての文を書こう!
はろーえぶりわん、#ういんどラーメン部 所属、Miqn@です。
#ういんどラーメン部 とは何ぞや?と思う方も多いと思いますが、私もよく分かりません。
X(旧Twitter)にて活動が確認されている(?)団体っぽいです(鍵垢によるポスト多め)。
それは一旦置いておいて、町田とは何ぞや?という話も必要ですね。
旧大阪府立大学吹奏楽部、また大阪公立大学吹奏楽部御用達の家系ラーメンの店です。正式名称は「町田商店」と言います。すごく美味しいですがすごく身体には悪そうです。
何故急にこんなラーメンの話をしているか、という疑問を持つ方もいるかもしれません。
このようなことがあったため、書くことになりました。
書きやすそうなラーメンが町田商店だったというだけです。
それでは、是非お納めください。
引かないでね。
町田と私
駐輪場に自転車を止め、覚悟を決めてドアの前に立つ。ここは戦いの場。「かんまく」という頂への道が、今、始まる。
(用語解説:かんまく→汁まで残さずラーメンを頂くこと。町田商店ではかんまくするとスタンプが貰える。10個集めると1回分無料でラーメンが食べられる。)
扉を潜り抜けると「いらっしゃいませぇー!!」の洗礼を浴びる。「何名様ですか?」との質問にやや怯えながら「1人です」と。
正面には券売機。戦いの相手を決めねばならぬ。ぐるりと券売機のボタンを見回す。気づいた時には「から揚げセット」へと手が伸びていた。
ボタンを押してしまった直後から戦闘は始まっている。
ごくりと息を飲み、誘導に従って戦闘の土俵へと進む。
「麺の硬さ、味の濃さ、油の量は?」
一瞬の躊躇い。刹那、半ば無意識に私の口から言葉が紡がれる。
「硬め、濃いめ、多めで。」
戦場で幾度も唱えた呪文の如く紡ぎ出された言葉は、寧ろ私を苦しめる事にも成り得る詩でもある。
「トッピングは?」
「ライスで。」
さらに自分を苦しめる一言。しかしこれが快感に繋がってしまうのだ。ドMかよ、なんてツッコミが入っても何ら違和感はないであろう。
暫しの間。注文後の待ち時間はまさに始まりの前の静寂。
緊張の面持ちで相手を待つ時の心情は、宛ら巌流島の佐々木小次郎であろう。さあ決戦の時!!
「硬め、濃いめ、多めになりまーす」
店員のこの言葉をゴング代わりに、対戦相手の入場だ。
我等が部長をして
「身体に悪い味」
と言わせしめるこの濃厚な醤油スープの色は正に
「身体に悪い色」
としか形容できまい。
そのスープを口に含んだ刹那、訪れるのは深い幸福だ。
麺を啜る時のあの高揚感を、我々は一時も忘れることはできないだろう。
だが、我々は厳しい現実に目を向けねばならない。
唐揚げセット硬め濃いめ多めトッピングライス
という最早呪文でしかないこの注文は、如何に食欲旺盛な大学生男児であれ、時に苦しみへと誘う。
そう、登頂まであと少し、もう少しで山頂が見えそうだという瞬間と同じように、1番困難な時間を迎えるのだ。
「嗚呼、神よ。罪を犯す私を許してくれまいか」
等と心の中で嘆いても仕方がない。私に出来ることは目の前の好敵手(ラーメン)を喰らうことのみである。
1度始まった戦いは、何時の日か必ず終わりを迎える。
この戦闘も例外でなく、一刻も無いうちに対戦は終了してしまう。
最後はご飯と刻み玉ねぎを投入した雑炊風に締めて私の完全勝利で幕を閉じた。
戦いが終われども、戦いの傷は我々を蝕む。
この戦いとて例外ではない。
勝利の高揚感の中には、少しの後悔が紛れ込んでいるに違いない。
だが我々は再び其れを求めてしまうのだ、宛らマーチングのように。
我々と彼との戦いはまだまだ続く。
我らに勝利を!
あとがき
我ながらなんやこの駄文。恥ずかしいので校閲何もしてないです。1発書きなので多少変なとこは許してね
思ったより筆が乗らなかった!!
俺の実力はこんなものじゃないぞ!という言葉を残して今回はここまで!
それでは、次の記事でお会いしましょう!
Miqn@でした。
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