ドラマ「家族のカタチ」を観て

毎週日曜日21時に放送されているドラマ「家族のカタチ」。アラフォーの独身男性と、アラサー独身女性が同じマンションに住んでいて、独身を満喫しているところに、家族が乱入してきて、恋愛って?結婚って?ということを考えさせられ、人とのつながりや出会いを意識していくホームドラマである。

そのドラマの中で印象的だった場面があった。アラフォー独身男性がプロポーズしてくれた女性を断ったときのこと。男性が結婚は考えられない。のらりくらりとそのままずるずるするだけだということを言って断ったが、女性が自分の願望(結婚して家庭を作る)を我慢してでも付き合ってくれるだけでもいい、このままの関係でいいからと言ったことに対して、

俺のために自分の人生大切にしろよ。 自分のしたいこと、叶えたいこと俺のためにあきらめるな 

ということ(セリフはうろ覚えだがそんな感じのこと)を言っていた。この場面を観てハッとしてしまった。

今までのわたしも、相手の人生に自分の人生を委ねようとしていたことに。結婚すれば生まれ変われるとまで思っていたわたしがいたことに。

まさに、自分で人生を切り開いていこうとしていなかった。だから今なら振られた理由がわかる。相手に自分の生き方や夢を変えたり、なくしたりしても一緒にいる理由ってあるのだろうか?恋人という関係だけだったら、いいとは思うが、結婚まで考えると、自分の人生と相手の人生において、一緒にいるからこそ、お互いの人生がよりよいものになると考えることが大切なんだな~と思った。

依存しあう関係ではなくて、一緒にいると、力が倍増するような。心強くなるような、深みが増していくような、そんな関係でありたい。わたしは1人でも生きていけるけれども、共に歩んでいける人がいて、さらに人生豊かな彩あふれるものになれたらいいなと思った。だからまずは、自分のしたいこと見つけてそれに向かって一生懸命行動していくことが目下の目標なのである。

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