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家に帰ると、旦那さんがいつも食器を洗っている

今日も、扉を開けると水道の音がして、
キッチンを覗くと夫が食器を洗っていた。

「おかえりー」
「ただいまー」
笑いあってハグをする。
2〜3分で簡単に、今日がどんな日だったかの報告会。
そのあと着替えて、晩ごはん作りに移る。

ここまでがいつもの一連の流れ。

彼はいつも、
退社するよ、という連絡と、
帰り道どこにいるかの定点観測(わたしが帰路で通過したことを報告する場所が3つある)で、いい感じのタイミングを見計らって、
わたしが帰宅後すぐ晩ごはん作りに取り掛かれるように食器洗いをし始める、らしい。

なんでそうしてくれるの?と、聞いてみたところ。
「帰ってすぐみずほちゃんが晩ごはん作りに取り掛かれるように」
と、なんとも嬉しい答えが返ってきた。

独身時代、家に冷蔵庫がなかった彼は、ほとんど料理をしない。
他の家事は担当を決めずにお互いにやっているけれど、料理だけは、わたしの担当である。
だからか、料理するときにできるだけノーストレスでできるように、
鍋洗いはその他の家事と比べても率先してやってくれる。

よくよく考えると仕事でも同じで、
相手がすぐにとりかかれるように準備してから渡すと、履行率が上がる気がする。

気持ち良いコミュニケーションって、
きっとどこでも同じなんだな。

そんなことを思いながら、今日も晩ごはんを作るのであった。

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