子育てと、バウンダリーと、ホテルの話。(2018.9.14)

【子育てと、バウンダリーと、ホテルの話。】

子ども達が赤ちゃんだった頃から色んな子育ての情報は仕入れてきたけど、その中でも特に心に残っているのが、
「子どもは親というホテルに20年ほど滞在するお客様」という喩え。
この言葉の中には、
子どもがいつか自立していく存在だと忘れないこと、
自立してもまた来たくなるリピーターを育てるつもりで育てること、
居心地よい場であるためにはしてあげること・ほっとくことがそれぞれ適切であること、
そして子どもと親の間に適切なバウンダリー(境界)があるのがよいということ…
色んな大切な教えが含まれていると思う。

良いホテルって確かに、
お願いすれば快く全力で対応してくれるけど、
何もお願いする必要がないときはスタッフが過剰に関わってこないでほっといてくれるから安心してのびのびできる、そういう居心地の良さが確実にあるもんなー。

で、この言葉は別に子育てだけじゃなく、あらゆる人間関係に対して汎用性があるんだな、と気付きまして。

お互いがお互いにとっての居心地の良いホテルであろうとするような関係が、一番良い境界線の引き方なんじゃないかな、と。
「親しき仲にも礼儀あり」という古くからあることわざも言わんとするところはたぶん同じで、
どんなに親しくなってもどんなに常連客になっても、バックルームにいきなり足を踏み入れちゃダメよ、みたいな(^^;。
スタッフにはスタッフだけの動線があるからこそ、お客様にとって居心地の良い場を提供できる訳で。

私は人付き合いは決してうまくないし、傷付いたり傷付けたり色々あるんだけど、
だからこそ慎重に、相手にとっても自分にとっても居心地の良い関係が築けたらいいなぁという気持ちを新たにしたのでした。

つーかそんな訳で、今すっごくホテルで息抜きしたいっす。
子ども達が赤ちゃんだった頃、旅行に行くのも気詰まり過ぎてしんどかったので、たまーに都内近郊のちょっと良いホテルに泊まってルームサービスとか色々ホテルのサービスフル活用してリフレッシュしてたなそういえば。
交通費かからないので中途半端な旅行より安上がりだし帰宅後の疲労もないし、ママ友達にも全力でオススメしとく!

まとまりのない長文ごめん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?