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CardWirth シナリオ感想20_MNS

MNSさん

寝る前サクッとカードワースvol.1の「大猿岩」、vol.5の「Perfumed Garden」の制作者。時間経過と群集心理、という印象を受けた。
マルチエンドが多く、また一つのシナリオの作り込みが凄い。

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126、悪徳冒険者追補の依頼

濡れ衣を着せられたブルーサンダースが気の毒なので、ロドリゲス達を出頭させた。それなのに彼らがどうなったのかの描写がないのは何故だ? アルディナは冒険者経由して幸せになって欲しいな。 これだけのボリュームで、ED5個は全部探せる気がしない。

12/19

お抱えのパーティというだけでなく、極悪人になるぐらい善人なのに、宿の親父は酷い奴だと思う。
ロドリゲス達との初回戦闘で暴露状態になるとセリフあるのが細かい。
初回トラップは見破るのも良いけれど、敢えてかかって宣戦布告する方が好き。
船を奪われるという失敗ENDは先回りしがちな冒険者への対策か。何度か繰り返して遊んで気づいたけれど、このシナリオも時間経過がある。
ロドリゲスを連れて帰っても自首させてもブルーサンダースがどうなかったかの描写はないんだな。残り2つのENDも気になる。


127、エルム司祭の護衛

生きているうちから遺体の取り合いになる司祭は気の毒。 殺さないように村人たちから逃げ回っても、結局亡くなった司祭に対して、調理して自分達のもの…って怖い選択肢を初見で選ぶ奴いるか?遺体は埋葬した。これ依頼達成できるルートあるのか?

12/20

地方に行くのに、親父が曰くつきの御守り渡してくるの、正直嫌だなと思っていた。
初回はヘルガには御守りを渡さず、教会に泊まって、豹変した村人たちを殺さずに逃げ続け、最終的に村人が投げた石に当たって亡くなったエルム司祭の遺体を誰にも渡さずに埋葬した。面白いシナリオだけど、後味の悪さから周回を躊躇っていた。
ヘルガに御守りを渡して宿に泊まり、ムーロとマルコスの依頼を受けると司祭を救出できてベストっぽいエンドを回収できた。
御守りを持っていると異端者みたいに村人に罵られる描写が初回はあったような気がしたけれど、関係なかったみたいで良かった。教会ではなくて宿に泊まるとサクッと終わるんだな。
初回の嫌な印象が強すぎて、つい済印をつけてしまう。他のエンド回収どうしようかな。


128、bye bye badman

後日談なのに司祭が生きている事に驚いたが、同時期に滞在した別の冒険者視点のシナリオという事なんだな。 カールだけを助ける選択肢はなく、私欲から司祭を殺した、あの村民達も一緒という…。 最期まで教会で見つけた小箱の使い道が分からなかった。

12/21

このシナリオはエルム司祭の護衛をどうクリアしたか、やり込んだかどうかで印象が変わる。初回は村人を助けるなんて…と思ったけれど、ベストっぽいエンドだと村人が司祭を殺そうとする描写がないので???となりそう。やり込んで色々なエンド回収した事が前提なのだろう。
カールは子どもなのに視野が広いな。自分だけじゃなくて皆一緒に!と行動できたのは子どもだからかもしれない。
聖印を小箱に入れてから隠すのかなと思ったのだが、その方法が分からなかった。


129、鏡の山の食人鬼

堂々の長編探索シナリオ。あの数の食人鬼は推奨レベルに対して鬼畜だと思う。 真実は伝えずに帰還した。気になって伝える方も見てみたら、やっぱりなという終わり方だった。 制作者MNSさんのシナリオのイメージが「時間経過と群集心理」になった。

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比較的協力的な村人達が口を閉ざす話題が鏡の山の調査。遺跡は直進して大量のオーガを倒し、手に入れた薬剤を鏡に使って進む方が面倒が少ない。また、帰りに出会う不審人物は後をつけてから倒し、獲得した灰色の法衣は先頭に着せるとオーガとの無用な戦闘が避けられる。


130、塩の降る村

まさかパーティが分断されるとは!時間経過表示があると、迂闊に休憩できない緊張感がある。 掘削の機械を見つけられたら早かったのかもしれないが、間に合って良かった。塩害だけ減額されたので再挑戦。 塩と掘削の機械を入手。広げ過ぎてもダメなのか…面白いな。

12/23

交渉すると1000SPに値上げでき、基本報酬(危険手当込み)で1300SP、調査費で500SP、拡張作業で300SP、2段階拡張で300SP、計2400SP稼げる。
犬の口に塩を突っ込む冒険者は酷いと思う。遊んであげて疲れさせるみたいな選択肢あったりしないかな?
ボス敵は塩を撒いて棒を使えば一撃で倒せたのか。棒が何のためにあるのか気づかなかった。他にも気づいていない事何かありそう。


134、公現節

童話の中に入って物語を進めていくような、不思議なシナリオ。現実問題として価値観が似ていない相手と長くは付き合えないものだ。 これが人の醜さを前面に押し出してくるエルム司祭の護衛と同じ制作者とは、何か意外。

12/30

135、好事家と娘と6つの箱

大猿岩と同じアルブの依頼か。一通り持ち主に返したが、爺さんの箱?を戦闘で箱を壊してしまったのが悔やまれて再挑戦。 戦闘で敵に箱を使わせなくても壊れるのか。猫の王子から猫の指輪を貰った。魔術師には指輪が渡せないんだな。爺さんの箱が心残りだ。

12/30

貴重な石板が入った木箱を探す依頼。
1、冒険者達・村長の依頼(塩の彫像)渡すと500SP
2、廃坑の魔術師(吸精の指輪)なぜか渡せない
3、酒場の若い男(指輪)渡すと塩の彫像
4、老人(この世の全ての不幸が封じられた箱)見当たらない
5、宿にいる男(金塊)渡すと200SP
6、三人組(金塊)そういえば渡した事ないな
このシナリオも時間経過があるようで、毎回少しづつ違う気がしている。盗賊から可変の箱を盗みたいのだが、上手くいかない。
老人が探している箱はパンドラの箱みたいで、しかも老人は不死っぽいので、より気になる。


136、夜道怪

文章が古風。扉を開けても、話合いに応じなかったら即終わってしまった。短いから選択肢を色々試せるな。修道士を説得するルートはないのか?思い留まらせようとすると倒すしかなかった。

12/30

一番印象に強いシナリオは「エルム司祭の護衛」。恐らく一番後味の悪いルートを初回に辿ったせいだと思う。衝撃的過ぎて、周回したくないと思ったのは初めてだった。
好きなのは一番初めに遊んだ大猿岩。色々なルートに感激した。
どのシナリオも分岐が多いので、他の方が初回どのルートで遊んだのかはとても気になる。


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