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【知識深まる 今日は何の日?】油の日

8月23日の今日は...油の日!

日常生活に必要で大切な様々な油について考えるきっかけの日になることを
願って記念日となった。

離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)ではこの日に
燈明用・工業用・食用として生活に欠かせない油の恵みに感謝して
日々の生活の平安を願っておまつりをしているんだって。
当日、参拝に行くと荏胡麻(えごま)油をくれるみたい!

離宮八幡宮について

京都府にある離宮八幡宮は
えごまの種子から油を搾る道具を発明して
これが企業規模の搾油の始まりとされることから
日本の製油発祥の地と言われているよ。

「油を売る」の語源と由来

そもそも「油を売る」とは
無駄話などをして仕事を怠けること、
時間を浪費すること。

「油を売ってないで、さっさとやることやりなさい!」
って怒られるときに使われる、あれです🙄

これは江戸時代に生まれた言葉とされる。

「油を売る」に使われる「油」とは
主に女性が髪につけていた「髪油(かみあぶら)」のこと。

江戸時代初期の油は艶出しや髪の保護のため
椿油や胡麻油、菜種油など液状の
「水油(みずあぶら)」と呼ばれるものが使われていたらしい。

椿油は今でも髪に使ったりするね!

江戸の町では行商人がこの水油を売っていた。

行商人はその油を桶(おけ)に入れて持ち運んで
柄杓(ひしゃく)で量って客の器に移す
っていう様子だったみたいなんだけど

水油は比較的粘性が高くて
雫がなかなか途切れず時間がかかってしまう。(ポタポタ...)

そこで油売りは色々と話をして間を持たせるわけです。

「油を売る」は
この油を量り、客の器に移す時の雑談に由来する言葉なんですって。

油売りは決して怠けていたわけではないけれど
女性相手に長々と世間話をする様子から
無駄話で時を過ごすことを「油を売る」と言うようになったみたい。

さらに、雑談で怠けているように見える様子から
無駄話で仕事を怠けることの意味でも使われるようになったんだって🧐

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