居場所の作り方


与える人になろうって思う。



『自分はここで必要とされてない』
『自分はいてもいなくてもどうでもいい存在なんだ』


そう思って過ごしていたら、
いつの間にか仕事が変わって部署が変わって、
本当に "必要とされない存在" になっていた。

思ってることというか、自分が信じてることって、
本当に笑えるくらいに現実になって、
どんどん自分の居場所がなくなっていった。


誰からも必要とされなくて、
頼れる人もいなくて、
ずっとずっと孤独で。

でも良いのか悪いのか "孤独慣れ" してるから
もう仕方ないよねって諦めて、解決しようとさえしなかった。



でも本当はね、
必要とされたかった。



本当は必要とされたい。
一緒にいたいと思われる存在になりたい。
自然と人が集まってくるような、そんな存在でありたい。

仕事や趣味、他にもたくさんの居場所があって、
大好きな人たちに囲まれている、
そんな存在になりたい。



でも、そんな存在になろうと思ったらね、
自分から与えていかないとだね。



周りを見ていて思う。
いつも人に囲まれて、周りから愛されている人って、
本当に周りを大切にしてる人なんだなって。
いつも周りに何かを与えているような人。


例えば、

いつも笑顔で穏やかに接していたり、
理解されるよりも理解しようとしていたり、
いつも周りに気を配って居心地よくしようとしていたり、
周りが喜ぶことを考えて行動してる。

自分から話しかけに行くことだって、そうだよね。


愛される人って、
本当に自分からたくさんのものを与えてる。



そういう人を見ていて、気付いた。
自分の居場所は自分で作るものなんだなって。



居場所って、自分が与えたからこそ生まれるもの。
人を喜ばせたからこそ、人が寄ってきて居場所になるし、
人を大切にしたからこそ、そんな自分を必要としてくれる居場所が生まれる。
居場所って自分で作るものなんだね。

今まで私は「寂しい」「悲しい」と言いながら何もしなかった。
コロナ禍もあって、人に会いに行くこともせず、
自分から連絡することもなく、
仕事でも自分から与える行動を一切とってこなかった。
全部諦めて、自分は何も行動しないくせに、
ただただ一人で閉じこもって駄々こねてた。
居場所や仲間がいないのは当たり前のことだった。



だからね、これからは「与える人になろう」って思う。
愛を与える人になりたい。
幸せを与えられる人になりたい。

まだまだ不慣れだし、そんな大それたことはできないけど、
例えば、しばらく会ってない友達に自分から連絡を取って話しかけてみたり、
会社で「自分が与えられるものはないかな」って考えて、小さくてもなにか行動を起こしてみたり、

もっと身近なところで言えば、
日々対応してくれる店員さんに、いつもつけてるヘッドフォンを外して、笑顔で「ありがとう」って伝えてみたりね。



正直これをやったからと言って、何も変わらないかもしれないけど、
でも何かのきっかけで、一緒にお互いを磨いていける仲間に出会えたらいいなって思う。

それに何より、
でもそんな小さな積み重ねを大切にして、
本当に人を幸せにできる、そんな素敵な人になりたいって、思う。



今日はそんな決意の1記事。
小さくても、今日から、少しずつ与える人になるよ。


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