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家族全員が揃った状態で行う、カオスな在宅ワーク。

*子供がコロナ感染。家族は自宅待機に*


我が家には、子供が2人いる。
そのうちの1人がコロナ陽性になり、濃厚接触者の家族は自宅待機となった。

看病しながらの在宅ワーク。看病するとは言っても、罹患した子供も高校生なので、ある程度は自分で対処できるし、症状なども訴えてくるのでまだ大丈夫な方ではあると思う。

しかし、1人が寝込んでいる間に、1人の子は元気すぎてゲームをしたり、宿題に出されたワークをしたり、腹は減るしで、家の中を終始誰かがウロウロしている。

*夫も私も在宅ワーク*


夫は新しいプロジェクトが立ち上がり、Web会議が多い。部屋に篭ってくれているのはありがたいが、なぜか小型のスピーカーを持ち込んで音を外に出しているため、会議の声が家中に聞こえ漏れて、離れた部屋にいてもうるさい、笑。

「イヤホンで何とかしておくれ」と思うが、今回は突発的な出来事で、ほんの数日のことなのでそのまま放置することにした。しかし、うるさい、笑。

私は決まっている仕事を終わらせたり、やりかけの報告書を完了させたり、Webセミナーを受講したりして、いつもの業務とはちょっと違った仕事の進め方をしている。

しかし朝からネットはつながりにくいし、メール画面は落ちるし、私は私でバタバタしているのに、家族の「腹減った〜」やら、突然鳴るピンポンに対応したりして、集中力もままならない感じだった。

在宅って、環境によっては、かなり仕事の効率下がるのではなかろうか。緊張感もないし、お菓子は好きな時に食べちゃうし、コーヒーやお茶もなんだか会社にいる時より飲んじゃって、トイレも近い、笑。

*在宅ワークのメリット*


噂には聞いていたけれど、やっぱり今回思ったのが「通勤時間ゼロは在宅ワークの最大のメリットだ」ってこと。

私は車で30分以上走り、夫は車では15分だが駐車場から職場までが遠く、10分ほど歩く。家を出て通勤に要するその時間が、今回は完全にフリータイムだったわけだ。帰宅時間はラッシュになることも多く、それを往復と考えると、この差は大きい。

普段、いかに時間を「通勤」という理由で無駄にしているのかがわかる。私は今回、少し離れた場所に転職をしたので、更に「会社が近いって本当いいね」と今更ながら思っている。以前は私も車で15分だったので、今はその倍はかかっているのだ。

例えば、仕事を辞めたいと思う時、嫌だなと休みたくなる時、この家から近いか遠いかというのも、大きな要因になりかねないと思う。嫌なことがあった時に、出社までの間に色々考えてしまう、その時間が遠ければ遠いほど長くなるわけだ。

会社で何あった時に、家に帰って家族と話せばリセットされる感情が、やり場のないまま経過する時間が長いのは辛い。

*在宅ワークのデメリット*


今回実際にやってみて、家族がいる中での在宅ワークは、私的にはカオスだった。

もともと人がいると気が散って、物音は全てうるさいと感じるの人間なので、集中して仕事するために家ではほとんどイヤホンをしていた。自分の世界に入らないと、仕事は難しい。

実は、普段会社にいても、横にいる人の行動や物音はいちいちうるさいと感じていて、それでも毎日同じ人といると「こういう時にこんな音を出す」「口癖がある」「よく机を指で叩く」など行動パターンや傾向を掴んで、慣れることができていた。

しかし、普段は大好きな家族も、仕事をするとなると「うるさい人たち」だった。特に夫が自由人で、ウロウロしたり、人一倍腹も減って、夫としては大好きだけれど、在宅ワークにおいては面倒な人だとわかった。

*結果、在宅ワークはどうなのよ*


今回は家族が全員いる状態での在宅だったので、特に、昼ごはんも用意したり、看病をするのも大変だった。コロナにかかった1人だけ、いつもの感じの食事ではなかったのが面倒だったし、途中で病状や体温を確認したりしながら、昼食の用意やら片付けやらもやっぱり面倒で、昼休憩後にはぐったりしていた、笑。

そして、私が一番仕事が終わる時間が遅いので、腹が減った人が増える夕方が更なるカオスだった。「あと少し待って」が通用しない。各自どんどん冷蔵庫を開け、いろんなものを食べていく。まぁ、それを良しとすれば問題ないのだけれど。

というわけで、総合評価としては在宅ワークはたまには「あり」だな。そして、在宅するなら私は1人でしたい。

どうせならおいしいお弁当やお菓子を用意して、満喫したいと思った。
次回はそのプランで♪

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