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少年たちの旅

今月は誕生日という節目を迎え、たくさんの方に声をかけていただくたびに、多くの人に見守られ、支えてもらっていることを改めて実感している日々です。

誕生日って、小さい頃は、プレゼントをもらえる嬉しい日だったけれど、今年は、自分の軌跡を振り返って確かめる充実した時間になったような気がします。

まだまだ前進しないちっぽけなわたし。でも、そのまわりには、多くの人がかかわってくれていて、ちっぽけなりに生きている自分の存在を、認めて受け入れてくれる場所があると感じることができます。それは、何よりも嬉しい瞬間でした。


今日は、夏休みに自転車旅を計画して頑張っている少年たちに出会いました。

自転車で、神戸から北海道まで旅をするというのです。

そしてそのために、自分のできることを誰かに提供することで、資金を集めようとしているのでした。


彼のFacebookの言葉を見ていると、「僕にはこんな得意なことがあるけれど、他にも何か手伝えそうなことはないですか?」というメッセージ。《今日の成果》と題して綴られる日々の記録。

とても強い思いがあることを、ひしひしと感じました。

真夏の太陽が照りつける中、慣れた手つきで丁寧にレモネードを作ってくれました。香りを確かめながら、慎重に。


なんだか、日常の忙しさに追われて、忘れがちになっている、生きるということ、生活するということを、この少年たちに思い出させてもらったような気がしました。

お金のために、自分を苦しめて何かを犠牲にして生きている大人が多い世の中。

違うよなぁ。自分のやりたいことがあるから、頑張れるんだよなぁ。

植物は太陽を浴びたいから、日差しに向かって茎を伸ばしてるし、猫は影が涼しいから、そこに腰を下ろしてるんやろなぁ。

人間も、おんなじように生きてる動物なんやから、それでいいはずだよなぁ。


もっと楽に、素直に、自由に生きられる自分になりたいと思うとともに、こんなステキな夢をもった子どもたちの応援者でありたいと思う日でした。

がんばれ〜〜!行ってらっしゃーい!!!


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