昨日から「特技はタイ料理づくり」と決めました。

我が家の食事は作り手が日本人の私。
ということで和食が中心。
日本米とタイ米両方常備しています。
どちらもお米が主食というのは嬉しいところ。

タイ人は外で買って来て家で食べる、
というスタイルが基本。
休日はどこどこのレストランに行くという目的で
お出かけする人も多い。

ある時息子がグループワークの集まりで
クラスメイトの家にお邪魔した。
綺麗で大きな台所があったけれど
使っている様子は全くなかったという。
その日もケータリングしてくれたらしい
食べ物が並んでいたという。

海外暮らしの子供にはありがちの話ではあるけれど、
我が家の息子達も毎日お弁当を持参していて
(登校しなくなってもう一年以上経つが)、
周りはとにかく興味津々!
味見させてと言われたりしてOBENTOは有名だったそう。

懐かしい味としてタイ人が思い描くものは
「おふくろの味」ではなくて
「あのお店の味」だったりする。

そんなわけでコロナ禍のバンコクは
宅配サービスが大人気だそう。
ロックダウンで外食ができない今は
タイ人にとってはかなりのストレスだろう。

我が家は母子で過ごす日は日本米を炊くが、
夫がいる時はタイ米を炊くことが多い。

自分としては和食が得意なつもりなのに
「タイ料理がウマい」らしい。
日本料理をわかってないだけだろう!
と反論したいところだけれど
ばぁばのごはんはベタ褒めする、
ということは…。
まぁ褒められたのだから良しとしよう。

夫の子供時代も「料理をするお母さん」
は皆無と言っていいほどで、
「料理をする奥さん」も
ほとんどいないという。
料理をしてくれるメイドさんはいても。
確かに共働きが多いから仕方ない部分はあるけれど。

だからただ単に、タイ料理を作れる人口が
コックさん以外いないということなのかもしれない。
ということは、毎日料理をするような
フツーの日本人の主婦たちには
タイ料理だって簡単に作れる
ということなのだろうと思う。
(日本人の主婦の能力って世界一だと思う。)

家庭で料理をしないということは
何が入っているかわからないものを
毎食のように食べているということ。

高血糖、糖尿病の多いタイ。

甘い、しょっぱい、酸っぱい、辛い…
タイ料理は味付けが濃い。
外の食事には味の素が使われているものの多いこと。
そして砂糖の量が半端ない。

そんなことも知らないんだろうな。
自分で作るとわかってしまうのよ。

昨日は「トムカーガイ」というスープを作った。
庭で堀ったカァ(しょうがに似たようなもの)
庭に生えてるレモングラスと唐辛子、
こぶみかんの葉っぱ(紅茶のアールグレイのもと)
パクチーっぽい匂いのする(私の嫌いな)ハーブ、
庭になってるマナオ(という見た目はすだちみたい
だけどすだちみたいな香りはしないすっぱいだけの柑橘類)

それから買ってきた鶏肉とココナッツミルクに
たっぷりの平茸とキャベツ、赤玉ねぎ。
ナンプラーと塩で味付け。

ぜーんぶ放り投げてあっという間に出来上がり。

毎日料理をさせてもらえる私はありがたい。
だってそれが私の楽しみだから。
それで家族がおいしいと喜んで食べてくれるのなら
こんな幸せなことはないね。

特技に「タイ料理」って書いちゃおうかな。
ガパオ(ひき肉のバジル炒め)も得意です。

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