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岡崎のみなさん「仲間になってください」

 愛知県岡崎市内のホテルで9月21日に開かれた岡崎政経同友会の例会で「みんなでつくるプロサッカークラブ岡崎」(みんつく岡崎)の発起人、森山泰行さんが講演をしました。これから大勢のみなさんに活動を知ってもらい、どんどん仲間に加わって、クラブの輪に入っていただきたい。コロナ禍で、実際に会って活動の紹介ができるのは貴重な機会でした。

 講演ではクラブが目指すイメージイラストを見てもらいました。サッカーだけではなくいろんなスポーツや文化活動、趣味などを楽しんでいる、どこか岡崎のまちを思い起こさせるあのイラストです(下↓)。プロサッカーチームが試合をしているスタジアムが、イラストの真ん中ではなく、左上の隅に描いてある理由を説明しました。「サッカーは目的ではなく手段だからです」。サッカーなどを通して、この地域の暮らしをより豊かで幸せにすることをゴールに設定していることを訴えました。

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 Jリーグは1993年の発足時には10クラブだけでしたが、今ではJ1からJ3まで57クラブがあって地域社会とつながって活動をしていること、三河地域で実現させるためにサッカークラブと総合型地域クラブを設立するという組織づくり、今秋に予定しているJリーグの百年構想クラブライセンス申請などの手続き、強化につながる資金力やスタジアム整備などの課題を説明。特にJリーグに向けてカギとなりそうな観客動員は地元のみなさんの盛り上がりが不可欠なため、ご協力をお願いしました。


 今年2月に12人の有志で発足した任意団体みんつくの活動を報告。それぞれができる範囲で、まちの未来を考えて、みんなで作り上げていこうというこれまでの活動をさらに広げるため、「ご協力を、というよりも、仲間になってください」と呼び掛けました。

遠景

 岡崎政経同友会は市政を研究し提言するとともに、地域経済・文化の発展に寄与することを目的とした団体だそうです。この日は約30人の会員さんが講演に耳を傾けてくれました。講演後には「観客動員を増やす仕掛けは考えているのか。我々の会などが協力できるのか」「スタジアムは中総に造る可能性はないのか」などの質問が寄せられました。「もっとサッカー選手と話をしたり、選手と身近に触れ合う機会を持つことは可能か」と聞かれ、「市民と選手の距離が近いクラブにしたいと考えている」と答えました。
 

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