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憧れのカップケーキ

憧れといえばこれは特別だ。

カップケーキだ。

日本でカップケーキと言うと、大抵マフィンと混在される。

マフィン

いやいやいやいやいや.......

違う、違う。

これじゃない。

こういう茶色のじゃない。

ことの始まりは私のバイブルSEX AND THE CITYでのこのシーンだった。

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2人でお店のベンチに座って、真っピンクの可愛い形のフワフワしたものを食べてる。

薄紙を剥がして、パクッと一口。

ホロホロさせて、あまりのホロホロ具合に飲み込むのが大変そう!(牛乳持ってきて!!)

その瞬間、私はカップケーキに恋をしたのだ。

日本にはないこの色合いとファンシーさ。

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やたら着色料にうるさい日本ではこの色合いはアウトだ。

身体に悪いと言われるやつだ。

でも、私は身体に悪いやつが好きだ。

さっそく私は自分の住む地域にカップケーキは売ってないかと調べた。

検索結果は見事にマフィンを取り扱うパン屋、もしくはお菓子屋さん。

ほら、やっぱり混在してる...。

もうこうなったら自分で作る!!

 ※ちなみにこのカップケーキはかの有名なマグノリアベーカリーです。

DIY精神がある方なので、すぐにアマゾンでマグノリアベーカリーのレシピブックをポチった。

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で、作ったんですよ。

作ったんだけど、正解がわからんのですよ。

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10年前の写真残ってた(奇跡)

美味しいんだけど、これがマグノリアベーカリーの味なのか、私が作ったただのスウィーツなのか分からず、気持ちは不完全燃焼。

モヤモヤが残るばかりで、余計に本物が食べてみたいという気持ちが強くなったのでありました。

もうこれはアメリカに飛ぶしかない。

カップケーキのために(1つ300円くらい)旅費何十万かけて行く決意をしていた矢先に吉報が舞い込んだのである。

東京にマグノリアベーカリーができます。

夢って、強く願えば叶うんだ..。

住んでいるところから東京まで新幹線で1時間半。

ニューヨークに行くことを考えれば近所に出かけるぐらいの感覚だ。

OPENを待ちわびて、ついに行く日がきた。

行列覚悟だったが、全然並んでいない。

その時流行りだしたハワイのパンケーキ屋が行列だった。

私は心の中で「パンケーキなんかよりカップケーキだろ!流行りに流されるミーハーが!」と並ぶ人たちの横を通り抜けた。

※ちなみに私も立派なカップケーキのミーハーです。

ついに夢に見たマグノリアベーカリーに着いた。

この世の天国。

(余談ですが、オープンするにあたりマグノリアベーカリーで求人があって、本気で上京して働こうかとも考えたが、勇気が出ず断念..弱虫め)

そして

やっと出会えたね。

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言葉にならない感動でした。

初めて食べた感想はやっぱりすごい甘かったけど、最高に美味しかった。

キャリーがホロホロさせながら食べてた感じとまったく一緒で、フワフワのホロホロ。

バタークリームも日本のバタークリームとはまったくの別物でエアリーで可愛い味でした。

だって作り方が日本とは違うんだもの。(レシピブックで材料と作り方なまじ知ってるから)

そして私が作ったカップケーキは本物と全然違かったことも判明。

そして本当に残念ながら東京のマグノリアベーカリーは現在撤退され、食べたくなったらアメリカに飛ぶ必要が出てきました。

でも、あの感動と味は私の記憶にしっかり残っているので飛行機に乗らなくても大丈夫でしょう!

ちなみにSATCでミランダが(料理とかまったくできない)苦戦しながら作っているめちゃくちゃなカップケーキも魅力的。

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この身体に悪そうなのがいいんですよ。



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