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西武に移籍する陽川選手について

先日現役ドラフトが行われ、
阪神タイガースはソフトバンクの大竹投手を獲得しました。
(大竹投手の紹介はyoutubeの動画にて配信しておりますので
よければご視聴ください。)

↓↓↓↓↓↓
【阪神】現役ドラフトで獲得した大竹 耕太郎投手とは?



さて、一方で獲得したということは、
移籍する選手がいるということで
阪神からは陽川選手が西武ライオンズに移籍することになりました。

元々陽川選手が移籍する事には「ああやっぱり」という気持ちと
素直に「よかったな」という気持ちがありました。

今回は陽川選手がどんな選手か?
私が考える陽川選手をお伝えしていこうと思います。

陽川選手は大卒7年目(来年8年目)の31歳。
身体が大きい選手で打撃に魅力があり、
長打が期待できる選手です。
また左投手に強く、
先発投手が左の際はスタメンに抜擢される事が多かったです。

ホームランを打つと「ゴリラ」のパフォーマンスをする選手で
人気のある選手でした。
しかし意外とシーズン2ケタホームランはなく、
年間で100試合も出場したことがない選手だったりします。

その原因としては
やはり守備があります。
本職は内野手ですが、ファーストがメインとなります。
外野を守る事はありましたが、
クッションボールをトンネルしたり、打球反応も早くなく、
判断を誤る事が目立っていたのでよほどの事がない限り、
守らせてはいけません。
(じゃあ何で阪神で外野をしていたのかというと、
コロナで主軸がいなくなってしまい本当によほどのことがあったから。)

ファーストとなると、
そこを守るのはチームの中心打者が守る事が多いので
なかなか出番が回ってこないです。

逆にパリーグになればDH製があるため
チャンスだと言えます。
特に西武は昨シーズンチーム打率最下位、
チーム本塁打は1位ですが、
これは山川選手が1/3をかっ飛ばしているためあまり参考になりません。
となると西武は打てる打者が欲しいので
大チャンスです。

また今シーズンDHを打っていたのが、
山川選手、中村選手、栗山選手と
山川選手以外はベテラン選手なのと、
ファーストも山川選手がメインだったので
どちらにしても非常にチャンスだと言えます。

ここまでは良いイメージで書きましたが、
個人的に陽川選手がもう一皮むけなかった部分があり、
そこが改善できるかどうかで西武での地位が決まると思っています。

陽川選手の場合は1つだけです。
【ファーストストライクの対応】
陽川選手の魅力は長打と言いましたが、
それはしっかりスイングが出来るから長打になっています。
しかし1球で仕留めるという技術は持ち合わせておらず、
3つあるストライクを使って振っていってタイミングを合わせていくタイプだと思っています。

陽川選手がアウトになるパターンとしては
甘いファーストストライクを簡単に見逃して、
厳しいコースのストライク球や
ストライクからボールになる変化球に手を出すパターンです。

特にボール先行でストライクを取りに行った球。
四球直後の初球等、打てる確率が高いはずの球も
振らない事が目立ちました。

打たなくてもいいので
この甘いファーストストライクをしっかりスイング出来ること、
ここで振れないと次の球の対応が遅れてしまい、
結果的に凡退になっているというケースが多いです。

移籍初年度になるので
怪我とかない限りは球団も期待してくれるので
ある程度チャンスはあると思うので
しっかり結果を出して、
来年は西武でキャリアハイの結果を出してほしいと思いますし、
陽川選手の場合はファーストストライクの対応次第で
活躍できる打者だと思います。



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