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櫻坂3期生の歌声

J-POPで人気の歌手、アーティスト
例えば米津玄師、Official髭男dism、King Gnu、宇多田ヒカル、あいみょん等々

この人達が人気の理由ってそりゃ彼らが作る楽曲とか作品、世界観が素晴らしいのは言わずもがななんだけど特徴的な歌声の影響が大きいと思う次第。

例えば米津玄師とかは耳から離れない気持ちのいい癖のある歌声だし、藤原聡の綺麗にも程があるハイトーンミックスボイス、常田大希の棘のある低音と井口理の天使のファルセットの混合とかとか

曲を届けるという点で歌声って最高に重要で、他人とカラオケ行くたびに思うけど、どれだけ音程合わせが上手かろうと歌声が結局大事だなって思うよね。これは直せるものじゃないし生まれつき持つ天からの授かり物なわけで、

その点、女性アイドルグループという括りの中で歌声による差別化は難しいと思う
元気ハツラツとした全盛期のモーニング娘
生田絵梨花という歌唱の天才アイドルの歌声響く乃木坂46
平手友梨奈というこれまた表現を伝えることにおける天才の声が多分に耳に残る欅坂46
浅い人生経験の中からだとこれくらいしか例示できないしこの3つも結構強引に持ち出してる
この3つのグループも歌声が評価されてたわけじゃなく結局はつんくさんと秋元先生の作品とプロデュースによる人気だったわけだし
これは楽曲とか作品の話ね
キャラとかタレント活動としての面ではもちろん本人たちの才能とか努力の部分

その中でちょっと櫻坂3期生の歌声は個人的に異質というかなんというか
3期生はお披露目、デビューから約1年で

「夏の近道」「静寂の暴力」「Anthem Time」「マモリビト」「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」 (以下曲名略称)

の計5曲の楽曲を3期生楽曲として出してるわけだけど、この中で歌詞とか振り付け、世界観諸々の観点から2タイプに分けるとすると近道、アンセム、なんラブの王道アイドル系楽曲と、静寂、マモリビトの壮大なメッセージ系になると思う。

でもって静寂とかマモリビトとかの歌詞、表現、世界観に心が動かされるというのは理解しやすいんだけど、前者の3曲みたいな結構王道寄りの楽曲でも心動かされたり自然と感涙しちゃう人がBuddiesの中でも多いと思う。

欅のテツナとか青空が違うとかも今聴くと結構泣いちゃうんだけど、欅楽曲は今になってノスタルジー的な魅力の上乗せがとんでもなく大きいからっていうのがあるけど、3期生楽曲はそうじゃない。

王道なアイドルソングで、間接的な魅力が上乗せされてるわけでもない。なのになんでこんなに心が動くんだろうということで
「3期生全体としての歌声」
という結論に至るわけで

なんなんでしょう。あの儚さにビショビショに浸ってるような歌声
儚さとかいう言葉では表しきれないような気もしてますよねみなさん
(表現の仕様がないので今回はあの3期生の不思議な歌声を儚いと表現しとくことにします。納得はしてないけど)

しかもこれが不思議なことにドンカラとか8thシングルのユニット曲になるとその儚さは薄まるんです。もちろん一人ひとりの歌声もキュートだったりカッコイイ低音だったり、魅力たっぷりなのは勿論なんだけど、やっぱり「3期生11人」としての歌声になると驚愕の儚さを持ち始める気がするんですよね

言語化が難しいのよね、儚さとかいう主観的すぎる表現しかできないのがなんとももどかしい

無理やり例えるなら、どの楽曲を歌ってもそれが3期生の誰かの卒コンで歌ってるような雰囲気になるというか
「このメンバーで披露するのは最後なんだ」「もうお別れだね」「もう一緒に活動できないんだね」「みんな元気でね」
といった気持ちの交換を匂わせるような、、

何人かの歌声が震えてたり、お互いへの気持ちが歌声に乗ってストレートに伝わってくる感じあるじゃん?
全曲勝手に感動しちゃう「あの特別な卒コンの空気感」を3期生は常に持っている感覚

「もう11人で披露するのはこれで最後」的な空気感を常に纏っている

この空気感はパフォーマンス、表現というよりやっぱり11人全員で合わさった歌声によるものだと思う
もちろん、パフォーマンスでその魅力は増幅するけどサブスクとか映像無しでも聴くと泣いちゃう

欅の儚さが「一瞬でも目を離せば消えてしまうとさえ思う」と表現されてたものに近いのかな

欅1期生のオタクの多くが3期生に魅力を感じている理由、小林由依卒業コンサートでの曲間の欅1期生と櫻3期生を重ねるような映像が何故あんなにもすんなりと心に刺さったかっていう理由もここの破壊的な儚さにあるんじゃないかなと

あの卒コンでの映像は単純な過去と未来(現在)の重ね合わせのエモさに留まらないナニカがあった

おそらく合宿動画を見ている時点ではここまで儚さを感じていなかったし、最終話付近のBANのパフォーマンスでも感動はあれど儚さまでは感じていなかった気がする
この儚さのイメージを持ち始めたのは多分「夏の近道」公開と「おもてなし会」からだと思う


つまりは、やっぱあの特別な歌声を聴いたことで3期生全体に潜在的に儚さのイメージ付けがされて、普段の彼女たちにも儚さを見出すようになった、ような気が個人的にしてる

「櫻坂3期生の11人の歌声」がどんな楽曲にも儚さを付与する特別なものであって、「普段の3期生」から感じる特別な空気感さえにもその歌声が影響してるのではという考え
これは女性アイドルとして特異な特徴であり、これまでの女性アイドルグループでは見られない形の大きな武器になり得るんじゃないかというお話でした

初めてnoteを書いてみたけど本当に思考も文章もまとまらんね
文学部のくせに悔しいです
まったく論理的ではないですし
主観的な考えを吐き出しただけになっちゃったけど勘弁勘弁

新たな気づきがあれば順次修正すると思います

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中嶋 優月 公式ブログ 「ぬくもり」2024/01/08
より引用

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