2020.10.25

あんまりお天気が澄んでいたので夕方からお散歩にいきました。近くに夕日のよく見える丘があって、そこに立つと自分の影が長く伸びていて、久々に自分が生きていることを目で見て感じ取ることができた気がします。多分みんな(とあえて誰しもをひっくるめて言います)、そこまで生に自覚的ではなくて、ほとんどの人は明日が来ることを疑っていないし、当たり前のように学校へ行ったり仕事をしたり食事をしたりして暮らしているのだと思います。いちいち振り返って(影を見て)、生きていることに安心なんてする必要はない。

池辺葵『ブランチライン』を読んでいます。罪悪感を覚えて、だからこそ懸命に生きようとする登場人物たちがとても好きです。

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