上場準備までに何をすればいいか③

今回は、管理体制のリソースについてです。
管理部門は非生産性の部署ではありますが、会社の土台となる部分だと思っています。
規模が小さいうちは脆くても耐えられますが、大きくなるにつれて崩壊するリスクが高まります。
そのため、管理部門を強化することが会社の成長やIPOにも繋がると私は考えています。

少し後回しにしてしまいがちですが、この配信で考えていただく機会が増えればなという思いです。

<経理・IR担当>
経理・IR担当については、N-3期以前から内製化する必要があります。スケジュールとしては

N-3期:決算書を自社で作成できる体制を整備することが必要(必要人員目安:計1名)

N-2期(下期):証券取引所規則や金融商品取引法、会社法などの各種規定に対応するための開示体制が必要(必要人員目安:計2名)次回配信する「財務・経営企画 担当」とは内部統制の観点から兼任は禁止となります。スタートアップにとって、経理の内製化はとても難易度が高いのではないかと思います。

経理職の方は、「決められたことを期限以内に行う」ことを得意としている人が多いので、設計からとなるとややハードルが高く、人員が定着しない原因にもなります。

今後、伊藤が内部にガッツリ入らせていただき、設計から新任の方への引継ぎまでの会計支援をさせていただきたいと思っておりますので
悩みがありましたら、いつでもご連絡ください

「何から始めればいいかわからない…」という悩みでも全然okです

こちらの支援については後日また改めて、ご連絡いたします!

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