藤井 風 好きな曲ベスト3
私の好きな藤井風、好きな曲ベスト3です!
3位 何なんw
曲名に草生やしてる人、私は藤井風が初めてでした笑
リズムが心地よくて、一緒に歩きたくなる曲。
なんとなくゴスペルの雰囲気もあります。
「あんた」に「わし」は警告したのに、
それを聞かずに肥溜めへとダイブする「あんた」。
はじめて聞いたとき、破天荒な恋人(友達かなー?)
がいくら「わし」が言ってもいろんなところに飛び込んでいく。
「あんたのその歯にはさがった青さ粉に
ふれるべきか否かで少し悩んでる」
って一節があるので、恋人っぽいなー。
そんな恋人を
「たまには大胆に攻めたら良い
時には慎重に歩めば良い
真実なんてもんはとっくのとうに
知っていることを知らないだけでしょう」
と、見守りつつ相手も、わかっているけど飛び込まずにはいられない
エネルギーのある人なんだろうなーと想像してました。
そんな振り回されてる「わし」の歌だと思いました。
でもふと、ちゃんと最後まで聞いてみると、
もしかしてこの「あんた」は取り返しのつかない、
してはいけない選択をしたのではないかと。
「あの時の笑顔は何なん」「あの時の涙は何じゃったん」「神様たすけて」
「何で聞いてくれんかったん」
中盤で出てくる
「あれほど刻んだ後悔も
くり返す毎日の中で かき消されていくのね
真っさらになった決意を胸に
あんたは堂々と また肥溜めへとダイブ」
1回目はなんとか助かって、「わし」が「あんた」にたくさん言葉をかけて
「あんた」は笑顔で、涙を流しながら話を聞いている、後悔さえしている。
それなのに、また日々を過ごすにつれて、聞いた言葉も思いも薄れていって
「もうこんなことはしない」と決意したはずなのに、それも真っさらに。
そして「あんた」はまた同じことを繰り返す。
「…知らない方が良かったなんて言わないで居て
何があってもずっと大好きなのに
どんなときも ここにいるのに
近すぎて 見えなくて ムシされて」
「あんたのことなんて知らない方が良かった」と「あんた」は「わし」に言う。こんなに「わし」は「あんた」のことが好きで、いつもそばにいるのに
「あんた」はそれどころじゃない。
「心の中でささやくのよ そっちに行ってはダメと
聞かないフリ続けるあんた」
本当はこんなことしてはいけないとわかってるけど、
どうしようもない。
そう考えていくと
「たまには大胆に攻めたら良い
時には慎重に歩めば良い
真実なんてもんはとっくのとうに
知っていることを知らないだけでしょう」
の一節も、人生やりたいことがあればどんどんやればいいし、
少し疲れたらゆっくり歩んで休んだって良い。
そういう風に生きたっていいことくらい、頭ではわかってる。
けど、気持ちが追い付かない。
からのPVを見てみると、
白い服を着た少年が藤井風のそばにいるけど、
藤井風には見えてないみたい。
「…知らない方が良かったなんて言わないで居て
何があってもずっと大好きなのに
どんなときも ここにいるのに
近すぎて 見えなくて ムシされて」
これって白い服の少年目線なのでは…?
この場面なにかを告白しているのを、周りの白い服着た人たちが聞いてる。
たまに辛い表情を浮かべる。
なんとなく、トラウマとか克服するために、知らない人に辛かった体験を
話す場を思い出す。
でも、最後の方は一緒に踊ってるし、
白い服を着た人たちが黒い服に変わって
すごく楽しそうに踊ってる。
でも最初からいた少年は白い服のまま。
黒い服が何を表すのか、白い服が何を表すのか。
黒が喪服で白が白装束?って思ったけど、そうすると最初話を聞いてた人達がなぜ白い服なのか。
黒が現実を受け入れたってことなのかな?と思ったりも。
ほかの方が考察しているのも見てみようと思いました笑
…本当は、1つの記事に好きな藤井風の曲ベスト3をまとめようと思ってたのですが、まず「何なんw」について書こうと思って
曲を聴きながら歌詞を読んだりしてたら、今まで散々聴いてた曲なのに
「もしかして?」と別の見方があることに気が付きました。
普段曲先行なので、あんまり歌詞とか気にしていなくて、
あんまり覚えてなかったりします。
書きながら気付いたことだったので、ブログってこんな効果も
あるんだなと感心しています笑
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