人の間と書いて…立冬からを振り返る

ひとりでいたい
だれにも会いたくない
だけど

さみしい
さみしいんだ

2022.11月末


仕事を休んでいる焦りも
薄れてきた
10日人と会話をしないことも
平気になってきた

でも
戻らなくちゃ

2022.12月末

―――――

昨年11月から12月にかけては、身体の痛みと不安と寂しさで、気がふれそうだった。
ほぼ毎日スーパーにだけは行っていたから、ひきこもっていたわけではない。
でも、ひと月で「会話」をした日は4回もなかった。
祖父母の残した広い家に、人ひとり(とうさぎ)。
この感じ、ぴったりの言葉が見つからない。
ぽかーん、ぽっかり、すっからかん?
どれもしっくりこない。

ルーナ(うさぎ)が来てから約2年間、「寂しい」は一度もなかったのになぁ。
仕事も実家も「チャリでスープが冷めない距離」だったから。
同時期にふたつがなくなるって、ダメージがあったみたい。
やはり、人には人も必要なのかなぁ。会話(talk)する相手が。

失うまで分からない、というそのもの。いろいろが合わさり過ぎて、何が原因かもはっきりしないけれど。
そんなこと、ばかりね、私。

12月もほぼ同じ日常。
それなのに、
だんだん辛く感じなくなっていく。
「慣れ」。
生きていくために神さまがくれたのだろう。

同じ状況におちいっても、焦らなくなってくる。確かに強みではある。
生きものは、今を生きなければならないから。
でも、同じ強さの傷みでも耐えられるようになり、
不健康な生活がふつうになり、
人と話さない日常が当たり前になっていく。
これって怖い。
自分を守るために、自分を麻痺させているってことだもの。
事実、先月は、2時間の用事でぐったり疲れていた。
身体と心が、家にいる仕様になってしまったから。

健やかな身体があってこそ、心が健康でいられるって本当だなぁ。
気合では無理。

今日は春分の日。桜も5分咲き。
少しずつ、身体を動かして、
仕事も再開できるようにしよう。
2ヶ月と少しいた5畳のアパートから、広い家に再び戻る。
新しく始めたい。

「何もしたくない」。
来年の今頃は、この言葉を忘れていたいな。

お天道さま、お願いします。
応援してください。

2023.3.21 春分の日に








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?