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いよいよ今日退院という話

一昨日(2024年4月15日)、執刀医からお腹に刺さっていた管(ドレーン)を抜いてもらった。このドレーンは体内に貯留した血液や膿、滲出液を体外に排出するためのもの「吻合部ドレナージュ」というらしい

吻合部ドレーン

毎日のように看護師さんが溜まった液を回収にきてくれた。ほんとに感謝

このドレーンを一昨日、執刀医に抜いてもらった。これでいよいよ身体に残っているのは縫合の糸だけ。これは術後3週間ごろに抜くとのことなので外来で抜いてもらうことになりそう

このときに退院も視野に入れられると告げられ、17日の午前10時の退院が決まった

入院期間は2024年4月3日から17日の15日間

思っていたより少しだけ長かった

執刀医の先生はとても難しい手術を成功させてくださった。いつもはそんなこと言わない先生だけど「あちらこちら癒着していて大変な手術でした。2時間半の予定が4時間かかりました。がんばりました」と言っていた。本当に大変な手術だったことが伺いしれる

リハビリの担当の人にもお世話になった。最初はぎこちなくしか歩けなかったのが、今ではバイクを20分漕ぐまでになった。おかげで退院したらすぐに自転車通勤はじめられそうだ

看護師の皆さんも本当に優しく、親切だった。病院生活がまったく苦痛なくすごせたのは病院のスタッフのみなさんの働きぶりによるところが大きい

病院にはいろいろなスタッフがいて、食事を配膳してくれたり、シーツを変えてくれたり、掃除をしてくれたり、入浴の予約を取りにきてくれたりと、入れ替わり立ち替わり人が来る。おかげでまったく寂しくなかったどころか、帰ったら寂しくてどうにかなるんじゃないかと不安になるほどだ

だまっていても食事が出てくるなんて幸せだった。これからは自分でつくらないといけない

今日は上司が迎えにきてくれる。事務所に向かいながら、留守を守ってくれたみんなにお菓子を買っていこうと思う

そして、買い出しにも行こう。さっそく自炊生活をスタートさせる

食材を買ったら、作り置きをつくったり、食材の下処理をしたりして、これまでのように野菜を放置して傷めてしまったりすることのないようにしよう

保存容器なども買いたい。結構忙しい1日になりそう。入院中に十分休んだし、リハビリで鍛えたので、体力は有り余ってるよ。まだ抜糸が済んでいない手術跡以外は本当に元気

退院したら、一緒に食事に行こうと約束してくれた人もいるし、退院が楽しみでしょうがない

病気にならないような生活を丁寧にしていくことを心がけるけど、病気はどんな人でもなるものなので病気になってからの心構えと、病気に立ち向かってどう過ごすかということもとても重要だなと思うのです


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