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DALL·E 2のAPIを使って画像を生成するLINE Botを作ってみた。

イントロダクション


入力されたフレーズをもとにAIが画像を生成するLINE Bot
AI画像生成くん」を作ってみました。

AI画像生成くん LINEアカウント

以下のリンクから友だち追加して使えます。
「AI画像生成くん」LINE 友だち追加URL
https://lin.ee/81uZe7fx

背景

先日ChatGPTをLINEで使えるように対応した際、初めて画像生成AIの「DALL·E 2」を使ったのですが、あまりのクオリティの高さに衝撃を受けました。

AI女子高生ちさとのアイコン用画像
京都の寺を旅行するサイボーグ

DALL·E 2は日本語での画像生成精度が低いので、日本人でも使いやすいように、日本語のテキストを英語に翻訳してからDALL·E 2 APIを使用して画像を生成するようなLINE Botを作成してみることにしました。

画像を生成するLINE Botの作成方法

基本的にはChatGPTを使えるようにしたLINE Botの応用です。

OpenAIのAPIの仕様に従って、エンドポイント、リクエスト、レスポンスを修正します。

OpenAIのAPIの仕様

ソースコード

具体的なソースコードは以下のGithubで公開しております。


工夫した点

LINEのメッセージ入力欄の上に表示される「クイックリプライ」に、画像の生成を指示する「刑務所で歩くティラノサウルスの油絵」のようなフレーズをランダムで表示できるようにしてみました。

クイックリプライ

スプレッドシートに以下のような候補を用意して、各列からランダムに1つ取得して、「場所 + で + 動詞 +  名詞 + の + スタイル」という文字列を生成しています。

ランダムに生成されるクイックリプライ

これでフレーズがパッと思いつかなくても、画像の生成を楽しめるようになりました。

最後に

近日中(なんと早ければ3/13週)にOpenAI社がGPT-4を公開するかもしれないという噂が流れております。直近数ヶ月の技術の進化のスピードが凄まじすぎて、今年はシンギュラリティ元年呼ばれることになるのではないかとも言われてますね。
時代の変化に取り残されないように、今後も新しいものは常にキャッチアップしていきたいです。GPT-4のAPIが公開されたら、すぐにLINE Botに組み込んで日常的に使いやすくしようと思います。

参考文献

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