【プレミア12】スーパーラウンドGame4:正直消化試合

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結局韓国2連戦になったw(スコア

15日の試合で韓国がメキシコに勝利し、日本が韓国に負けてもメキシコと同順位。しかしながらメキシコとの直接対決に日本が勝利しているため、日本の優勝決定戦への進出が決まった。また、この試合で韓国の東京五輪出場も決まった。

正直消化試合の感が強いスーパーラウンドの韓国戦、いわゆる1位進出国決定戦だ、負けてもいいのだが情報は収集しておきたい。日本は予定通り岸が先発、野手もほぼフルメンバーだが韓国は先発投手を当初予定されていたエース左腕ヤン・ジョンヒョンから変更し(翌日の決勝に先発してきた)、主力の野手も温存した。韓国ベンチにはキム・グァンヒョンがいる。北京五輪から投げている投手だからベテランかと思いきや、田中将大などと同じ31歳で今年もKBOで17勝したそうだ。メジャー移籍を希望しているので、WBCはともかく東京五輪で見ることはできないかもしれない。

試合は大味だった。日本が2回裏、曾澤の2塁打のあと菊池のレフト前ヒットで1点。3回表に追いつかれたものの、3回裏には一挙6点を追加した。6点取られても韓国は投手を代えない、今日はそういう試合だ。あー楽勝だなーと思っていると4回表には日本の先発岸が5点を取られた。解説の原監督は「なんで投手を代えないのか」と言っていたが、代えるわけもないだろう。翌日の新聞には情報収集の意味もあったという記事が出ていた。

日本は5回裏に山田と丸のタイムリーで2点、7回表に2失点した後の裏の攻撃で近ちゃんの押し出し死球(通称近藤ファントム)で1点、8回以降は大竹と田口の継投で逃げ切った。事前に予想されていたが、勝利の方程式は使わなかった。

たがいに手の内を隠しあったような試合。翌日、サンデーモーニングの例のコーナーで喝の人が「入場料を半額にー」などと言っていたが、少し納得できる話(実際は事前にチケットを販売していたのだから不可能だが)。

さあ、明日は決勝。16日の試合で投げた投手は決勝ではほとんど出番がないかもしれない。先発投手は山口(中四日)。大会公式ボールに馴染めていないフォークボーラーということもあり、内容には不安が残る。多くても4イニング、もし序盤で失点を重ねれば今永(中三日)、高橋(同中四日)の第二先発候補の投入が早まるだろう(フラグ)。

韓国も一時の力は落ち、世代の転換期に入っている感がある。例えると、2013年WBCの日本代表のような感じ。確か、2013年は坂本や中田が初めて選出された大会で、日本人MLB選手が出てこなくなったが、その代わりに松井稼頭央のような元MLB選手が選出された大会。韓国は若い選手と元MLBやNPB選手で構成されていて、イ・デホやキム・テギュンが代表から退いていた。次のWBC(2020年)くらいを見据えると手ごわいだろうな。

さあ、次は決勝だ!!!


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